韓国ドラマはアロマです(仮)

韓国ドラマのまとめが増えてきたので、こちらで管理することとしました。辛口気味に好き勝手なことを言っています。ネタバレを多く含みます。未視聴の場合は回避をお願いいたします。

韓国ドラマ「天気がよければ会いにゆきます」

日本題: 天気がよければ会いにゆきます

 

配信サービス乱立の時代ですね。

Netflixが日本に入ってきたのが、大体2016年ぐらいで

(創業はアメリカでの1997年)

アマゾンプライムビデオが2006年、

U-NEXTが2007年だそうです。

 

古くからの韓ドラファンは、

U-NEXTを通ってきてる人も多いのでは?と思いますが

他社に比べると高いんですよね。

それも全作品が見放題ではなく、多くの作品が会員が継続することによって

発生するポイントを消費したり、別料金が発生するのです。

テレビで見る場合、他社に比べると操作性もよくありません。

なので会員登録した経験はあるものの、今は使用していない…

という人が多いんではないでしょうか?

ただ、この会社。

リトライキャンペーンというものがありまして。

数ヶ月に一度、一月間だけ無料で利用できるサービスがあります。

頻度は非公開とのこと。この期間に普段見られない作品を観るぞ!と

意気込んでリトライに参加させてもらうのですが、

まぁ…観たいと思う作品は別料金が必要な作品ばかり。

 

……と前置きが長くなりましたが、そんなこんなで.選んだのが

こちらの作品です。

 

「天気が良ければ会いに行きます」

「天気が良ければ訪ねていきます」

と、タイトルにいろんな日本語訳がついているので、検索大変。

 

韓国題: 날씨가 좋으면 찾아가겠어요

2020年 2月24日~2020年 4月21日

JTBCで放送。全16話(私が観たのは32話仕立てでした)

脚本: ハン・ガラム

演出: ハン・ジスン

決め手は「還魂」からの熱がまだ冷めていない

イ・ジェウクくんが出ているから。

高校生から社会人までを演じてます。

↑これが、↓こうなるって…ぐふふ。

 

さてと。

 

【あらすじ ストーリー】

ソウルの音楽塾でチェロを教えるヘウォンは理不尽なことだらけの日々に

疲れて仕事を辞め、高校生活を送った田舎町でひと冬を過ごそうと決める。

 

ところが、実家のペンションで一人暮らしをする叔母は、

突然帰省したヘウォンを歓迎しない。

一方、実家近くの古民家の小さな書店“グッドナイト書房”を営むウンソプは

初恋の女性ヘウォンが春まで地元に滞在すると知って、密かに胸を躍らせる。

 

そんな中、ウンソプに誘われて、高校の同窓会に初参加したヘウォン。

ウンソプは親友のジャンウから高校時代に片思いしていた相手を聞かれ

ヘウォンのことが好きだったと思わず正直に答えてしまう。

やがて“グッドナイト書房”でアルバイトをすることになった

ヘウォンはウンソプの優しさに癒やされ、ひかれていくが…。

 

【おすすめポイント】

・観るだけで疲労回復のある顔立ちから「ビタミン」と呼ばれていた

ソ・ガンジュンの顔で栄養補給。

・まだ20代前半なのに演じる役柄が幅広すぎて感情迷子になる

イ・ジェウクの芝居と初恋模様を観て笑み活。

・ソ・ガンジュンの妹役が「パワーーー!」って感じで元気が出る

 

【キャスト 出演者】

元チェロ講師 モク・ヘウォン(アイリーン): パク・ミニョン    
グッドナイト書店店主 イム・ウンソプ(キム・ジノ): ソ・ガンジュン    

ヘウォンの叔母/作家 シム・ミョンヨ: ムン・ジョンヒ
ヘウォンの母 シム・ミョンジュ: チン・ヒギョン(特別出演)
ヘウォンの父 モク・ジュホン: ソ・テファ(特別出演)
ヘウォンの亡祖母/クルミハウス経営 ユン・ヘジャ: イ・ヨンラン    

ウンソプの父 イム・ジョンピル: カン・シニル    
ウンソプの母 ユン・ヨジョン: ナム・ギエ    
ウンソプの妹 イム・フィ: キム・ファニ
ウンソプの実父: 

ウンソプの叔父: 

ウンソプの友人/ヘチョン市公務員 イ・ジャンウ: イ・ジェウク
ジャンウの初恋の相手 チ・ウンシル: ヤン・ヘジ
ジャンウのお見合い相手: イ・ソアン

ヘウォンの元親友 キム・ボヨン: イム・セミ

フィの片想いの先輩 キム・ヨンス: キム・テゴン

読書会の会員/LED照明店店主 ペ・グンサン: イ・テヒョン    
読書会の会員/フィの学友 クァク・ヒョンジ: チュ・イェジン    
読書会の会員/専業主婦 チェ・スジョン: イ・ソンヒ    
読書会の会員/小学生/ギルボクの孫チョン・スンホ: ハン・チャンミン    
読書会の会員/スンホの祖父 チョン・ギルボク: イ・ヨンソク 

 

セギ書林/ミョンジュに手紙を送った男パク・ヒンドル: ユン・サンファ   
薬剤師/ヒョンジの母 チャン・ハニム: イ・ボンリョン    

ヘウォンのチェロの生徒の母親: キム・ヨンソン    

ヘウォンらの高校の担任教師: チョ・ムニ    
ヘウォンらの高校の音楽教師: ソ・ジョンハ    
ヘウォンらの高校同級生/カフェ運営オ・ヨンウ: キム・ヨンデ(特別出演)
ヘウォンをいじめていた高校の同級生: パク・ハンソル

ヘチョン市公務員 チェ・ミンジョン: パク・ジウォン
ヘチョン市公務員 ジヨン: ユン・ソル
ヘチョン市公務員: アン・スホ    
ヘチョン市公務員: イ・セラン    
    
ミョンヨの元カレ/出版社編集長 チャ・ユンテク: ファン・ゴン
ユンテクの社から出版する女性作家 シン・ヨンチュン: キム・ナミ

ヘチョン市住民: シン・ヒョンジョン    
ヘチョン市住民: クム・ドンヒョン    

ミョンヨの友人/乳がん チェ・スニョン: 

ヘウォンの少女時代: パク・ソギョン    
ウンソプの少年時代: オク・チャンユ
ミョンヨの若い頃: キム・ホンビン
ミョンジュの若い頃: チョン・ユリム
ユンテクの若い頃: アン・ドング

 

以下、個人の覚書(ネタバレ含む)です。

 

個人的感想と覚書(ネタバレ含む)

・そもそものそもそも、あんなイケメン書店主が田舎にいて、

だれも手付かずなんてことあります?(笑)

「医者が絶賛する“顔の天才”」なんですよ?ソ・ガンジュン。

イケメンすぎて夜になったら街灯に負けじと発光しててもおかしくない。

パク・ミニョン…の美人議論はおいておくにしても、美男美女すぎて

町が騒然とするレベルですよ。

 

・前半、とても静かな物語。ものすごく胸がざわつく生い立ちばかりの

登場人物なんだけど、静かな物語。そして静かなわりに退屈することもなく

観続けられるのは、やはり、ざわざわとイケメンがすぎるから。

 

・ジャンウこと、イ・ジェウクが可愛い(ジェウク祭りが始まるよ)

ダサめに(笑)好きな子のこと見守ってるのも可愛いし、

めちゃくちゃ早口だし、すぐ赤くなるし、口先だけかと思いきや

案外仕事できるしソウル大出だし、コミュ力も背も高いし。

彼女がせっかく手料理の味見させてくれているのに

「美味しい?」って聞かれて「わかんない」って答えるし

出来合いの惣菜には「美味しい」っていって彼女戸惑わせるし。

絶対、ジャンウがいい。

めちゃコミカルな役回りでも、ちゃんと魅せるし、こうして

ひとつひとつの役を重ねて主演に至ったんだなーと感慨深げ。

 

・親に捨てられた?ウンソプと、その子を大事に保護して育ててきた

養父母たち。生まれた時からそんなウンソプが兄だった妹フィ。

ほんとすごい。

好きな人に冷たくされても、学校中に嫌われていても凹まないし、

なんならパワフル。ウンソプのこと一番大切に思ってそうだし、

大好きな事が伝わる20話の演技が泣けた。一番もらい泣きしてしまった。

あとウンソプの育てのお母さんもとてもとても暖かくていい人。

フィとお母さんの存在がこのドラマ全体を暖かくしてる。

 

・結婚の経験も、伴侶にDVされた経験もないけど、家庭内DVがとにかく

許せない気質で熱くなってしまう。なぜ婚姻関係を続けるのか。

立派な一軒家と、娘がチェロを習い続けるような財力があったから?

にしても、母ミョンジュと叔母ミョンヨのあの姉妹。どうやって育てたら

あんなにドライでつっけんどんになるのかな。

ヘウォンの母のあの役者さん、いつも「美人枠?」ってなるんですけど…

違いますか?叔母さんは物語の殆ど、サングラスしてますけど外したら

「美人だわ~」って思う。(あの緑内障コンタクトとか入れていたのかもしれないけど

途中から充血のほうが心配になってきてしまった…)

 

・チェロの場面、音にあててマネることもなく。なぜにチェロで

食っていってるという職業設定にしたんだろう。

それだとソウルで生活する意味が出るからなのかな。

 

・時々、「あざとかわいい」で知られるジミンちゃんの究極の

あざとい表情3の時と同じ表情しがちなソ・ガンジュンさんよ…

(一回、ソ・ガンジュンの照れた時の顔、確認してみてほしい)

これね、このジミンちゃんの顔。罪深い。

 

・私がいつも思う、パク・ミニョンを主演とすることについて。

彼女の演じる役所が、いつも共通点というか、じわぁぁ…と嫌な感じがする。

☆自分はさして愛を差し出さなくても(表情がスルッとしてるせいか

そう見えがち)男に愛を尽くされる。

☆女友だちより彼氏(及び、助けてくれる周囲の男)

☆自分だけ大変だ、不幸だというアピール

☆愛されている強みで酷いこともする

☆悩みを腹割って話せる女友達いなさそう

☆女の方からエロいことに誘う…など

そういう役を選んでいるのか謎なんだけど。

今回も仕事やめてソウルから実家に来て、実家の叔母さんに軽く

迷惑かけつつ居座り、幼馴染の彼氏を作ったと思いきや、

彼も彼で人生大変なのに、心配かけて車出してもらって…え。

嫌な女じゃんってなる。

 

・パク・ミニョン扮するヘウォン。高校生役から演じてるんだけど

さすがにどうよ?と思ったり(笑)大人になっても同じ顔すぎて

面白みに欠けるけど仲良しなボヨン(イム・セミ)さんが、

ちゃんと?老けててどっちかというとそっちの方が推せる。

 

・ボヨン、すごい嫌な役なんだけどねこの人達者な人よね?

ボヨンみたいなタイプの人っているよね。

暗くなってきているのに、本も数ページしか進んでいない。

手段があざといウンソプ狙いの女。一発でアウト喰らって、

ヘウォンから縁を切られた友達だけど

「あなたにとっては仲直りする必要もない軽い友情だった」

「憎むには愛情が必要。(私のことは)嫌いだっただけ」

には、いいねボタンを100万回押せる。

 

・彼氏とはいえ、隠したがっていたウンソプのブログ日記を

本人が寝ている間に観る女も女だし、ケガをしたから助けに来てくれって

嘘の電話して呼び出そうとする女も酷いので似た者同士で友達やってれば

よかったじゃん…て思った。

 

・ジャンウが片思いしてるウンシルを演じるヤン・ヘジちゃん

「わかっていても」のあの尻軽っぽい女の子だ!

どこかで観た気がしてたのよね…

 

・ユンテクの若い頃を演じたアン・ドングさんは、

「その年、私たちは」のマネージャー(居候?)の子

 

・「希望がなければ平穏に暮らせる」(16話)…全くだ。

 

・フィに写真をネタに脅される(笑)ジャンウとの場面、

空が不自然なぐらい塗られていたように見えたけど

そういう天気だったん?

 

・漫画ではなく、小説や詩集の読書会。

韓国で文学をとりあげるドラマが多いなという印象。

 

・最初のうちは親に捨てられて、たまたま優しい養父母の元で育った

ウンソプの孤独な話だったのが、母親が旦那を殺害したその娘、

でも実は犯人は別にいて…というさらなる不幸をしょい込む

ヘウォン中心になって。何より嫌だったのは、ヘウォンのほうが大変

みたいな扱いになっていくところ。

あげく、自分の不幸に耐えきれなくなってウンソプを捨てて

都会に戻っていくところ。男の先輩のカフェ行く必要あった?

ウンソプの叔父さんはそんでどうなったん?

「ヒーリングドラマ」ってよく書かれているけど、どう?

ソ・ガンジュン観たおかげで、目の疲れがだいぶ取れたけど(笑)。

 

星は

★★★★★★☆☆☆☆

ジャンウとフィと養母に。