韓国ドラマはアロマです(仮)

韓国ドラマのまとめが増えてきたので、こちらで管理することとしました。辛口気味に好き勝手なことを言っています。ネタバレを多く含みます。未視聴の場合は回避をお願いいたします。

韓国ドラマ 花が咲けば、月を想い

「応答せよ1988」のヘリちゃんと、

子役の頃の印象はあるけど、思えばたいして成人後の作品数を

観ていなかったユ・スンホさんの出演作品です。

 

韓国題: 꽃 피면 달 생각하고

脚本: キム・ジュヒ
演出: ファン・インヒョク


2021年12月10日~2022年2月22日KBS2で放送。

全16話。スペシャル放送あり、kntvで視聴。

 

【あらすじ ストーリー】

禁酒令が下されていた朝鮮時代、頭脳明晰で

イケメンのヨンは科挙を受けるため漢陽に上京する。

 

一方、両班家の娘だが両親を亡くし貧乏な暮らしをしている

ロソはお金を稼ぐために身を削る日々を送っていた。

市場で口論しているロソを見かけたヨンは仲立ちをし、

その場は事なきを得たが後味悪い印象のまま別れる。

 

ある日、ロソは密造した酒が高額で取引される現場を目撃

もぐり酒場で立場を隠して酒を飲みに来た世子と出会う。

役人がもぐり酒場に乗り込んできた為、二人は

その場から逃げ出したのだった。

時を同じくして科挙に合格したヨンは馬に乗っていたところ

役人から逃げていたピョとぶつかり口論となる。

そして逃げてきたロソも居合わせ再会することになるが…。

 

<サブタイトル>

第1話 出会いと酒
第2話 移動酒場
第3話 4月8日
第4話 消えた痕跡
第5話 女たちの約束
第6話 縁談
第7話 4角関係
第8話 ごめんなさい
第9話 南山の虎
第10話 共闘
第11話 君を探して
第12話 帰りを待つ
第13話 満天下の人々へ
第14話 真犯人
第15話 申
第16話 酒を交わす時

 

【登場人物 キャスト】

司憲府監察 ナム・ヨン: ユ・スンホ
ヨンの子供時代: チョン・ヒョンジュン    



没落両班の娘/酒の密造業 カン・ソロ: ヘリ(Girl's Day)    

カン・ソロの少女時代: イ・ソラ



世子 イ・ピョ: ピョン・ウソク

イ・ピョの子供時代: オ・ハンギョル



都承旨/イ・ピョの叔父 イ・シフム: チェ・ウォニョン

 

カン・ソロの友人/恵民署見習い医女チョン・グム: ソ・イェファ

兵曹判書の娘 ハン・エジン: ミナ(gugudan)
兵曹判書/ハン・エジンの父 ハン・サンウン: イ・ファンウィ
エジンの小間使い: キム・ビビ    

 

密造酒組織の首長/旅客経営 シム・ホン: ムン・ユガン
シム・ホンの子供時代: イ・ジュウォン


シム・ホンの右腕 テソン: イ・ギテク

 

麒麟閣を取り仕切る妓生 ウンシム: パク・アイン

ウンシムの子供時代: キム・ソンユル

 

 

カン・ソロの亡き父 カン・ホヒョン:イ・ソンウク
カン・ソロの兄 カン・ヘス: ペ・ユラム

ヘスの子供時代: チョ・ヨンホ



ナム・ヨンの小間使い チュンゲ: キム・ギバン

チュンゲの子供時代:  イ・ゴンウ

 

ナム・ヨンの養父 ナム・テホ: イム・チョルヒョン    

領議政 ヨン・ジョムン: チャン・グァン    
左議政 チョ・ヒボ: シン・ヒョンジョン
チョ・ヒボの孫 チョ・ジス: ソン・ドクホ

司憲府所由 ファンガ: イム・ウォニ    
司憲府房主監察 キム・ソグォン: イ・シフン    

王 イ・ガン: チョン・ソンイル    
イ・ピョの実母/側室/雑仕女出身 慶嬪イ氏: アン・シハ
イ・ガンの継妃/ヨン・ジョムンの孫 ヨン氏: ピョン・ソユン
イ・ピョ付きの東宮内官 キム・オルドン: キム・ミンホ
王族 ピョナン君: チュ・ソクテ
イ・ピョの異母兄/亡くなった世子: パク・ウンソク(特別出演)

密造酒組織の首長 パク氏夫人/代母: チョン・ヨンジュ
密造酒組織の首長の息子 マクサン: パク・ソンヒョン
密造酒組織の首長の息子 カンサン: パク・ソンヒョン


ワルジャペ頭領 ケ・サンモク: ホン・ワンピョ
サンモクの部下 チュンモク: イ・ハヌィ    
サンモクの部下 ハモク: シン・ヒチョル    

麒麟閣の妓生 オクラン: キム・ジアン

麒麟閣の先代の行首: イ・チェギョン

麒麟閣前に行き倒れていた乞食の少年: キム・ハオン

    

訓練大将/ヨン・ジョムンの次男 ヨン・チェボン: ハン・スヒョン    
吏曹判書/ヨン・ジョムンの甥 ヨン・ギボン: キム・ジェロク 

ファンガの心を捉えた女性: ファン・ボラ(特別出演)

 以下、ネタバレ含む感想です。


【超個人的感想】

・強い女主人公、恋の?ライバル肉食女子

実は心温かい妓生、信念の強い継妃、息子の仇をとる母、

ストレートな愛情を持つイ・ピョ母…と

女性が主体の物語となっているなと感じました。

 

・ただ!さすが?はKBS。

↑のような「強い女性」というせっかくの特徴があるにも

関わらず、演出が今一つというか…古いというか…

花もひとつのキーワードになっているのに、
不自然さ爆発のCG感たっぷりの花の過剰な色味や

バレバレ堂々のワイヤーアクション、急な恋の芽生え、

崖っぷちから人が何回も落ちかけたり、

落ちても助かったり。うーん。

唯一、いいなと思ったのは、最後の妓生の場面、

ナイフだけが転がったところ。引き算の美。

 

・演出への不満のせいか、途中何回も寝落ちして

しまって(笑)進まない…進まない…。

みんながみんな、教科書に書いてあるような大仰しい

芝居をするので、平坦というか…

お偉方の俳優さんたちに新しさがないというか(笑)

いつも見る悪役で領議政とか本職?って思うぐらい。

これといって新鮮さがある役者がいないというか。

 

キャスティング癒着?(笑)

 

そして、悪のラスボスは、おなじみのチェ・ウォンニョン。

はい、出た。

いつもの圧。

もう、お腹が一杯なのです。

(※私がマネージャーなら悪役仕事はしばらく受けない!)

救いなのは、悪に染まった理由がちゃんと描かれている所。

しかし、その救いを覆す(笑)

“自分の子だと気づかず殺してしまう”という

「ゴールデンスプーン」と被る設定。

ゴールデンスプーンの方が後に作られているんですけどね。

 

・そんな、ひどい仕打ちを受けるシム・ホンを演じた

ムン・ユガンさんは、ハ・ジョンウの”いとこ甥”だそうです。

 

・魅力的なキャストはエジン。

演じるのはカン・ミナちゃん。美男堂のあの子。

 

・カン・ソロの友人医女チョン・グムを演じたのは

ソ・イェファ。

なんか私の頭の中で「やかましい」印象だったのですが

(今回も結構キンキン声で騒がしい)

コンビニのセッピョルのダルシクの漫画のファンの

イメージでしたね。

 

・毒をもられる王を演じたのは、チョン・ソンイル。

今、話題の「グローリー」夫。

ちなみに、毒は緑色の顔料。   

 

・ユ・スンホさんの顔が濃すぎてだな…。

笑いの部分にはそれが大げさに見えて面白く、

微笑みを見せると可愛らしくていいんだけども。

そのほかは常に困ったような顔してない?(笑)

目線が合っているのか合っていないのか、

謎な視線を送っている時も。

 

・世子もなぁ…最近注目株だしまぁいいんだけど、

もう少し見せ場があるとなぁ…。ユ・スンホとのバランスが

あまりよろしくない気が。身長の問題かな?(笑)

 

・ロソの幼少期を演じたイ・ソラちゃんと、

シム・ホンの幼少期を演じたイ・ジュウォンくんは、

赤い袖先コンビ。

 

・「私の伴侶になってくれるか?」

「글쎄요(さぁね)」 クールなロソ。

 

・ウンシムとシム・ホンの恋愛が一番純愛で、長い月日を経てて

これはこれで番外編が出来そうな物語でしたね。

 

・とはいえ、ヘリちゃん(28歳)のまっすぐさが好きなので、

メイキング見てスンホさん(29歳!)も

ピョン・ウソクさん(31歳!)も弄ばれている様は

とても面白かったです。是非、外伝を見てほしい(笑)。

 

星は

★★★★★☆☆☆☆☆