一度は会場で生で観覧したい!
韓国のゴールデングローブ賞とも称される百想芸術大賞。
今回は、韓国・仁川のパラダイスシティで開催され
日本でもTiktokで16時からレッドカーペット、
本編は17時半からlive配信で観ることができました。
日本も舞台からバラエティーから、ドラマ、映画…
局とか関係なく一部事務所の忖度もなく、ぜーんぶ取りまとめる
賞モノをやったらいいのに…って、毎年言っている私
レッドカーペットも華やかです。
「어서 오세요~」祭り。
淡い色でも輝きまくっている人、露出が過激に多いけど
それが似合っている人、2014年生まれの女の子…等。
キム・ジウォンちゃん、ピントがボケてるのに
これだけ可愛いってなにごと?
2000年生まれのノ・ユンソちゃん。これからも期待大。
天然感強めのコ・ユンジョンちゃん。
すごく寒そうからの、この表情。
これだけ見えてても、似合うのスゴい。
オ・ジユルちゃんは、2014年生まれにして、
「ザ・グローリー」と「ウ・ヨンウ」のどちらにも
出演している強者です。
司会は今年もパク・ボゴム、ぺ・スジ、シン・ドンヨプ。
ノミネート作品紹介は、「イルタ講師の百想特講」の映像で。
まずは新人演技賞。
デビュー年は問わず。
主演や助演作品が3作品以下の俳優が対象。
新人賞の発表時の緊張から来る特有の息遣いを聞くと
頑張れ~って応援したくなります。
プレゼンテーターは基本、昨年度の受賞者です。
新人賞プレゼンテーターは
ク・ギョファンさんとキム・ヘジュンさん。
ムン・サンミン 「シュルプ」
キム・ゴヌ 「ザ・グローリー」
ホン・ギョン 「弱いヒーロー Class1」
キム・ミンホ 「新兵」
チュ・ジョンヒョク 「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」
【ドラマ部門:新人演技賞(女性)】
キム・ヒオラ 「ザ・グローリー」
ノ・ユンソ 「イルタ・スキャンダル」
イ・ギョンソン 「私の解放日誌」
チュ・ヒョンヨン 「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」
ハ・ユンギョン 「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」
活躍されていて、テレビドラマは初作品とのことです。
ノ・ヨンソさんは、「私たちのブルース」でデビュー。
今作が2作品目(映画も1本で合計3作品)という
これぞ“フレッシュ”な若手女優さんです。透明度が高い!
娘役だったノ・ヨンソさんをドヨン姉さんと、その恋人役だった
チョン・ギョンホさん、ドヨンさんの若い頃を演じたイ・ヨンさんの
三者が祝福する姿が保護者すぎると話題に。
映画部門の新人演技賞のプレゼンテーターは、
イ・ホンネさんと、イ・ユミさん。
イ・ホンネさんは「悪霊狩猟団:カウンターズ」で
最恐の悪鬼を。イ・ユミさんは「イカゲーム」の他、
「今、私たちの学校は」では、嫌な生徒役で出演。
【映画部門:新人演技賞(男性)】
パク・ジニョン 「聖なる復讐者」
ノ・ジェウォン「ユン・シナが消えた(윤시내가 사라졌다)」
ピョン・ウソク「20世紀のキミ」
ソ・イングク 「オオカミ狩り」
オン・ソンウ「人生は美しい」(会場欠席)
あんなにドラマで活躍しているソ・イングクが
映画では新人賞扱いというのに驚き。
今作のジニョンの評判が高いので、早く観たい!
彼の異名が「初恋記憶操作男」っていうの気に入ってる(笑)
【映画部門:新人演技賞(女性)】
キム・ヘユン 「ブルドーザーに乗った少女」
IU 「ベイビー・ブローカー」
キム・シウン 「次のソヒ / Next Sohee」
ハン・ユンギョン 「ギョンアの娘(경아의 딸)」
コ・ユンジョン 「ハント」(日本は2023/9/29~)
唯一、存じ上げない女優さんが授賞。
「次のソヒ」も気になってきた✨
【映画部門: 新人監督賞】
キム・セイン 「同じ下着を着るふたりの女」
パク・イウン 「ブルドーザーに乗った少女」
アン・テジン 「フクロウ」
イ・サンヨン 「犯罪都市 THE ROUNDUP」
イ・ジョンジェ 「ハント」(日本は2023/9/29公開)
「ハント」で新人監督賞も監督賞にも候補になってます。
芸術賞プレゼンテーターは
イ・ムセンさんとキム・ビョンチョルさん。
キム・ビョンチョルさんの名前を失念した時には
未だに「パク・チュンホン」で検索しています
怖い人たち(笑)の組み合わせです。
【テレビ部門: 芸術賞】
ファン・ジネ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」(視覚効果)
リュ・ソンヒ(シスターズ:美術)
ソン・ナクフン/チョ・ジニョン/ファン・イヌク「人気歌謡」(撮影)
チャン・ジョンギョン 「ザ・グローリー」(撮影)
シスターズ、美しい作品でしたね…
【映画部門: 芸術賞】
リュ・ソンヒ「別れる決心」(美術)
イ・モケ 「ハント」(撮影)(日本は2023/9/29公開)
チョン・ソンジン/チョン・チョルミン 「ハンサン -龍の出現-」(VFX)
チョ・ヨンウク 「別れる決心」(音楽)
ホン・スンチョル 「フクロウ」(照明)
【テレビ部門: 脚本賞】
キム・ウンスク「ザ・グローリー」
ムン・ジウォン「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」
パク・ヘヨン 「私の解放日誌」
チョン・ソギョン「シスターズ」
ホン・ジョンウン/ホン・ミラン 「還魂」
どれがとってもおかしくない脚本賞の並びでしたが、
発表があった瞬間、「そうよねぇ」と納得。
「崇めて」は一生残る名台詞かもしれません。
このポスターもとてもいいです。
他にも名ゼリフが多いので、このドラマは本当オススメ。
【映画部門: 脚本賞】
パク・ギュテ「6/45」(ユクサオと読みます)
イ・ジョンジェ/チョ・スンヒ 「ハント」(日本は2023/9/29公開)
チョン・ソギョン/パク・チャヌク 「別れる決心」
チョン・ジュリ 「次のソヒ / Next Sohee」
ヒョン・ギュリ/アン・テジン 「フクロウ」
助演賞プレゼンテーターはキム・シンロクさんとチョ・ヒョンチョルさん。
【ドラマ部門:助演賞(男性)】
キム・ドヒョン「財閥家の末息子」
パク・ソンフン「ザ・グローリー」
チョ・ウジン 「ナルコの神」
チョ・ウジンさん三段活用(笑)。ちなみに左から
授賞スピーチ、ナルコの神、トッケビです。
【ドラマ部門:助演賞(女性)】
キム・シンロク 「財閥家の末息子」
イム・ジヨン「ザ・グローリー」
ヨム・ヘラン「ザ・グローリー」
イエル「私の解放日誌」
チョン・ウンチェ「アンナ」(会場欠席)
すっかり紹介を忘れていたけど、
この加害者と被害者の華やかな同席。
仲直りしたのね…(だいぶ混乱してる私の脳)
イ・ドヒョンいないのはなぜ
ソン・ジュンギがいないのはなぜ
スピーチには、この日会場にいなかった“彼”の名前も。
「私の愛する加害者のみんな」で、この顔である。
「パク・ヨンジンは私にとって挑戦であり、
失敗するかもしれないという恐怖もありました。
演技がまだ怖い私はいつも絶望して、毎回
自責ばかりしているのですが、
たまにこんな考えが“私は不幸なのかな”
“私がやりたいことと、得意なことは違うのかな?”
そんなことを考えてしまう時があります。
だから今日は、私自身に伝えたいです。
『ヨンジンになりきるのはとても大変だったね。
あなたも十分に頑張ってるよ』と。
『モッチダ!ヨンジナ!』
作中の名ゼリフを取り入れたスピーチに
会場が大いに沸きあがりました。
私、毎回、思うんですよ。
悪役の世間に対する影響について。
その役のオファーを受け入れて、見事に演じ切る俳優さんの
素晴らしいこと✨ほんと、ヨンジナ、かっこいい!
ヨンジンは本当憎たらしいけど(笑)
ヨム・ヘランさんもカッコイイ。
映画部門助演賞プレゼンテーターはチョ・ウジンさんと
イ・スギョンさん。
【映画部門: 助演賞(男性)】
キム・ソンチョル 「フクロウ」
ピョン・ヨハン 「ハンサン -龍の出現-」
イム・シワン 「非常宣言」
パク・ジファン「犯罪都市 THE ROUNDUP」
カン・ギヨン「交渉」
ピョン・ヨハンさんのスピーチ中に抜かれるイム・シワンくん。
若かったあの頃。
【映画部門: 助演賞(女性)】
アン・ウンジン 「フクロウ」
ペ・ドゥナ 「ベイビー・ブローカー」
パク・セワン 「6/45」(ユクサオと読みます)
ヨン・ジョンア 「エイリアン+ピープル 第一部」
名前を思い出すのは難しいけど、顔は(というよりトッケビを)
何度も観ているから彼女だな、と思い出す。
【特別ステージ】←歌に飛べます
「アンナ」のチェ・ヨンジンさんの手話も込めたステージ。
歌を引っ張るパク・ジニョンくんが当たり前に上手い👏
「ザ・グローリー」のオ・ジユルちゃん、「次のソヒ」の
キム・シウンさん。毎年このステージには感動する。
チェ・ヨンジンさんって、地味に…といったらアレですけど
実はすごいなぁっていつも思います。
このあたりで、客席をいじるMCが楽しかった。
ゴリゴリの中堅どころをいじり倒して、可愛い場面を引き出す名司会。
イ・ビョンホン、ソン・ソック、マ・ドンソク、イ・ソンミン
さんらにカメラアピールをお願いするなんて。
照れまくるソン・ソックさんの後ろにいるのは、
超女神なキム・ジウォン様。
美しい…
マ・ドンソクさんは、というと。💕アピールのつもりが
「クマに…」
「齧られました」
みたいになってるから!
ザ・グローリーチームは、
「仲いいんですよね?💕を送りあってください」
とのことで、送りあう被害者と加害者。
「ウ・ヨンウ」チームは穏やかです(笑)
お願い、このコーナーもっとやって。
【TikTok人気賞】
プレゼンテーターは、ユ・インナとユン・ヒョンミン
この賞は、事前に視聴者の投票で決まっています。
IUとジニョンが授賞。
ファンの想いが通じたのかな。
【演劇部門】
プレゼンターには、ザ・グローリーでドンウンの
クソ母(コラっ)を演じたパク・ジアさんが。
↑穏やかそうな人で良かった(笑) ↓激怖い
百想演劇賞: 당선자 없음(「該当者なし」という名の作品)
若手演劇賞: 지금 아카이브
演劇部門演技賞: ハ・ジソン(「Teenage Dick」)
脳病変障害者でもあるハ・ジソンさんの、
呼吸も大変そうなゆっくりゆっくりとした授賞のスピーチをみて
涙するキム・ソンチョルさんが可愛くてだな…
【<今年新設>GUCCI Impact Award】
「次のソヒ / Next Sohee」
演出賞・監督賞のプレゼンテーターは、
イ・ジェフンさんとグレッグ・ハンさん。
【テレビ部門: 演出賞】
キム・ギュテ 「私たちのブルース」
キム・ソクユン 「私の解放日誌」
キム・ヒウォン 「シスターズ」
ユ・インシク 「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」
イ・ジュヨン 「アンナ ディレクターズカット版」
【映画部門: 監督賞】
キム・ハンミン 「ハンサン -龍の出現-」
パク・チャヌク 「別れる決心」→代理人: タン・ウェイ
アン・テジン 「フクロウ」
イ・ジョンジェ 「ハント」(日本は2023/9/29公開)
チョン・ジュリ 「次のソヒ / Next Sohee」
ちょっとここらでバラエティ畑のほうを消化します。
芸能賞プレゼンテーターはチュ・ヒョンヨンさんとイ・ヨンジンさん?
【テレビ部門: 芸能賞(女性)】
キム・ミンギョン
パク・セミ
イ・スジ
イ・ウンジ「キル・ウンジ」
ジュ・ヒョンヨン
【テレビ部門: 芸能賞(男性)】
キアン84
キム・ギョンウク
キム・ジョングク「GYMジョングク」
チョン・ヒョンム
ファン・ジェソン
【テレビ部門: バラエティ作品賞】
「Psick Show」
【テレビ部門: 教養作品賞】
MBC慶南「大人キム·ジャンハ」
映画部門の演技賞のプレゼンテーターは、
ソル・ギョングさんとイ・ヘヨンさん。ド迫力。
【映画部門:最優秀演技賞(男性)】
リュ・ジョンヨル「フクロウ」
チョン・ウソン 「ハント」(日本は2023/9/29公開)
マ・ドンソク 「犯罪都市 THE ROUNDUP」
ソン・ガンホ →会場欠席「ベイビー・ブローカー」
パク・ヘイル「別れる決心」 →会場欠席
司会にパク・ボゴムがいて、最優秀演技賞をジョンヨルが
獲って…なんか…こうさ…月日の流れを感じるわ…
【映画部門:最優秀演技賞(女性)】
ヤン・マルボク 「同じ下着を着るふたりの女」
ヨン・ジョンア 「人生は美しい」
ペ・ドゥナ 「次のソヒ / Next Sohee」
チョン・ドヨン 「キル・ボクスン」
タン・ウェイ 「別れる決心」
流暢な中国語は美しいな…と感じた
タン・ウェイさんのスピーチ。
作品賞のプレゼンテーターは
パク・ヒョンシクくんとパク・シネちゃん。
【映画部門: 作品賞】
次のソヒ / Next Sohee
フクロウ
ハンサン -龍の出現-
ハント(日本は2023/9/29公開)
別れる決心
【テレビ部門: ドラマ作品賞】
私の解放日誌
ザ・グローリー
私たちのブルース
ウ・ヨンウ弁護士は天才肌
シスターズ
話題性も高く、私があんなに苦手だったソン・ヘギョさんを
好きになるほど勢いがあるドラマでした。
ドロドロしていると苦手意識を持つ方もいらっしゃると思いますが、
これをきっかけに「学暴MeToo」に拍車が。
社会に少し波風を立てたという意味でも、
悪役がここまでフルに演じ切ったという意味でも、
(少年少女時代も含めて)評価したい作品でした。
テレビ部門の演技賞プレゼンテーターは、イ・ジュノとキム・テリ。
テリちゃんは相変わらず可愛いし、
ジュノ様は相変わらず、ジュノ様(どういう意味)
テリちゃんの不思議ちゃんに惑わされるジュノ様も好き。
【ドラマ部門:最優秀演技賞(男性)】
チョン・ギョンホ 「イルタ・スキャンダル」
ソン・ソック 「私の解放日誌」
イ・ビョンホン 「私たちのブルース」
チェ・ミンシク 「カジノ」 →会場欠席
イ・ソンミンさん、共演者である
ソン・ジュンギさんの名前を何度もあげて、
視聴者と会場の気まずい空気を思いっきり醸し出させました(笑)
ソン・ジュンギさんは、最優秀演技賞(女性)の元夫で
現在、再婚の新婚さんです。
【ドラマ部門:最優秀演技賞(女性)】
ソン・ヘギョ 「ザ・グローリー」
キム・ジウォン 「私の解放日誌」
パク・ウンビン 「ウヨンウ弁護士は天才肌」
キム・ヘス 「シュルプ」 →会場欠席
ヒョンナム(ヨム・ヘランさん)と目を合わせて微笑む
ドンウンの中の人がカッコイイ。
私、こんな緊張感あふれる場で、
スピーチにwit含ませてくる人、大好きなもので。
「私、賞とったよヨンジナ。私、今、最高に気分いいわ」
と、物語の一部を引用するこの場面で、叫んだわ(笑)
ヨンジナ、満面の笑みで👏を返す。
(それで出会った旦那とはアレだったけど(笑))
キム・ウンスク作家とは相性が良いのかもしれない。
参考までにキムウンスク作家の作品並び。
ここで、JTBCのお偉いさんと、
オム・ジョンファさんがプレゼンテーターとして登場。
最後の最後は、
【テレビ部門: 大賞】
これは、作品だけに留まらず、
演者・制作者の個人の場合もあります。
スピーチが長いと一部の意見も出ていたようですが、
とてもとても丁寧なスピーチだったと思います。
自閉症という難役でもあったし、そこを誤解なきよう
伝えるには、丁寧さは必要だったかな、と。
「一番好きなセリフは“私の人生はおかしくて
風変わりだけど価値があり美しいです”」
というのは、誰にも通じる言葉で沁みますね。
今回は映画はまだ観ていない作品が多くて
感動を共有することができませんでしたが、
ドラマは、どの作品も見応えがあって
選びにくいなーと思っていました。
どれも優秀だなと思っていましたし、
それぞれの“推し”が存在するかと思うので。
私は悪役というか、日本じゃなかなか引き受ける
役者がいなそうなぐらいの極悪役の皆様が
その後の偏見(演技が上手いゆえの)を恐れず、
演じぬいて、脇役でも爪痕が残せるんだぞ!
という、そういう作品熱みたいなところも含めて、
グローリー推しでした。
まさかの一番の極悪役と、ヒロインの恋人という
対立する2人が、その後リアルに交際宣言をする
ところまで含めて、半端じゃないなと(笑)。
長時間に及ぶ式典でしたが、
今年も最初から最後まで楽しかったです。
5月8日に兵役にいってしまったパク・ジニョンくんの
映画をまずは観たいと思います🌸