韓国ドラマはアロマです(仮)

韓国ドラマのまとめが増えてきたので、こちらで管理することとしました。辛口気味に好き勝手なことを言っています。ネタバレを多く含みます。未視聴の場合は回避をお願いいたします。

韓国ドラマ「 テバク不動産 」

先輩からお貸しいただいた大量のDVDを

なんとか全部鑑賞して返却し、

心の中で完走のバンザイをして…

ひと月も経たないうちに追加レンタル到着(笑)。

韓国ドラマ(KBS制作)の沼の深さよ…

 

日本題:  テバク不動産

韓国題:  대박부동산

2021年4月14日から2021年6月9日までKBS2 で放送。

16話+スペシャル1話

脚本:  ハ・スジン / イ・ヨンファ / チョン・ヨンソ

演出:  パク・ジンソク

【 あらすじ ストーリー 】

幽霊がでる物件だけを扱うテバク不動産の社長ジアは、

霊媒となる人間の身体に霊を閉じ込めて退治している。

しかし20年前に亡くなった母親の幽霊を

あの世に送ることができず長年一緒に暮らしていた。

 

一方、詐欺師インボムは、いわくつきの建物を見つけては

除霊に関わる論理を巧みに語りながら詐欺を働いていた。


そんな中、インボムは自殺やケガ人が続くという建物を見つけ

次のターゲットにするが、ビルのオーナーがジアに相談したため

現場でジアと出くわすことに。

同業者とみなし協力を持ちかけるが交渉は失敗に終わり

ジアに詐欺師だと見破られて…


第1話 お宅の怨霊祓います

第2話 特別な霊媒

第3話 過去の記憶

第4話 霊が持つ願い

第5話 母の思い

第6話 心配

第7話 隠された真実

第8話 芽生えた絆

第9話 気がかり

第10話 立ち向かう時

第11話 危険な除霊

第12話 見つかる

第13話 真実の先

第14話 誰のせいでもない

第15話 鶏卵鬼

第16話 別れの除霊

 

幽霊(この世のものではないもの)ジャンル作品は多いですね。

今作の前半は個々の「怨霊退治(成仏)」のエピソードが続き、

後半は日本でもおなじみの「のっぺらぼう」が出てきます。

翻訳の関係もあると思うので、日本のソレとは違う感覚です。

その辺をどう飲み込んでいくかが楽しめるかどうかが鍵かな(笑)

 

以下、キャスト一覧を含みネタバレしています。

未視聴の方はご注意ください。

…でも観た所でわけがわからないかも(笑)。

 

 

【 登場人物 キャスト 】

テバク不動産社長/除霊師 ホン・ジア:  チャン・ナラ    
    
詐欺師/霊媒体質 オ・インボム:  チョン・ヨンファ(CNBLUE)    

テバク不動産事務長 チュ・ファジョン:  カン・マルグム    

インボムの相棒/エンジニア ホ・ジチョル:  カン・ホンソク    
 

ジアの亡母/幽霊 ホン・ミジン:  ペク・ウネ    

ジアの少女時代:   ファン・ドユン


ファジョンの高校時代:  パク・ハンソル

インボムの叔父/黄金開発社員/20年前自殺? オ・ソンシク:  キム・テゴン

ソンシクの母/インボムの祖母 チョン・グムジャ: ソン・ジョンソン

インボムの子供時代:  キ・ウニュ

 


ジアの協力者/新人霊媒 ヒョンシク:  チェ・ウソン

チャンファ食堂店主 チャン・ファモ:  ペク・ヒョンジュ

チャンファ食堂ご主人:  アン・スホ

食堂のオーナー夫婦の息子 ヤン・チャンファ:  オ・ギョンジュ

大手建設会社「トハク建設」会長 ト・ハクソン:  アン・ギルガン

ハクソンの秘書 チェ秘書(チェ・ソンミ):  イ・チェギョン    

ハクソンの手下/ナイトクラブ社長 キム・テジン:  ホ・ドンウォン

テジンの手下 スンニュ:  ヤン・テクホ

テジンの手下:  ソン・ユルウ

テジンの手下:  キム・デグン

トハク建設 パク弁護士:  キム・ドヨン

ハクソンの手下:  イム・ウクジン

《警察》

母の事件担当の警察 ジョン・ジウク:     チョ・スンヨン

中部警察署刑事 カン・ハンソク:   キム・ソンボム

ハンソクの部下:  キム・グァンソブ

インボムらの盗難を調査する警察官(8話):   グ・ソジュン

カン刑事(11話):   ユン・ファン

刑事局長:   パク・キリョン


≪ドリームオフィステル 1~2話≫

買い主 ウ・ヨンホ:  チョン・ギュイル

ヨンホの妻:   シン・ユンスク

売り主 イ・ギョンエ:   ソン・フン

ヨンドの友人/肉体労働者/霊 ヤン・ウジン:   チョン・スンウォン

ウジンの友人/不動産購入を勧める/霊 ナム・ヨンド:  チェ・スンユン 

ウジンの父:  ソ・サンウォン

≪文来洞の霊≫
私立ブリティウム美術館館長 イ・ウネ:   ペク・ジウォン

韓国を代表する有名画家 チョ・ヒョンソ:   ソ・ジンウォン

ヒョンソのゴースト画家/怨霊 キム・ビョンホ:   イム・ジギュ     

クォン理事/ウネの義弟 クォン・ムジン:   ハ・ドンジュン

ウネの秘書:  キム・クォン

ビョンホの内縁の妻 チェ・ジウォン:   キム・ジン

ジウォンの病院の看護師:   カン・ヘリ

文来洞のビルオーナー:  ホ・スンヘン

文来洞のビルを内見する夫:  チョン・ジファン

文来洞のビルを内見する妻:  キム・ジス

ブリティウム美術館スタッフ:  イ・ジョンフィ

展示会に出席しているアートコレクター:   パク・ヨン

マサンのホン会長/アートコレクター:  クォン・ヒョクス

≪グリーンヴィラの霊≫

302号室/霊 チュ・ギョンファ(60歳):   ナム・ギエ

ギョンファの娘 ナ・ヨンミ:   チェ・ソンファ

グリーンヴィラのオーナー:  イ・スンジュン

悪徳不動産 未来企画社長 ファン・ジェウ:  クォン・ドンホ

ジェウの妹 ファン・ジヨン:  キム・ビョリ

悪徳不動産営業:   キム・ムンホ

トハク建設から便宜を受ける区長  ハン・ヒソプ:  ソン・ソンチャン

≪天下ビルの幽霊≫

天下ビルオーナー アン・チャンソブ:  キム・ハクスン

チャンソブの妻 キム・ソミン:  キム・ジョンヨン

パン屋「屋上パン」発案者/行方不明 イ・ソンシル:  パク・イェヨン

パン屋の共同経営/ソンシルの友人 パク・インスク:  パク・ジヨン   

クリーニング店の店主:  チェ・ギョシク

食堂店主:  チャ・サンミ

天下サウナの地下工事担当:  コ・ビョンテク

ネットカフェで死んだ霊 ハン・ドンヒ:   イ・ミンジェ

YouTuber幽霊探査隊:  チャン・ヨンヒョン

≪スリ村の家≫

幽霊の出る家の持ち主 ユ・ヨンスン:  イ・ジュシル

ヨンスンの娘:  キム・ガヨン

ヨンスンの息子:  シン・ドンリュク

ヨンスンの行方不明の父/認知症 ユ・チョルク:  ヨ・ムヨン

ヨンスンの若いころ:  キム・ソンヒョ


ヨンスンの弟 ヨンシク:  ヨ・ムヨン(父と同一人物)
ヨンシクの若い頃:  イム・スヒョン

幽霊の出る家に住む住人:  キム・ビビ

幽霊の出る家に住む息子(霊媒体質)ジュンソ:  オ・ジャフン

噂話をする美容室の客:  イ・ヨンシル

除霊後の購入希望者:  パク・ソンジュ

≪ランデビューパークマンション≫

子供の霊を轢いたと思ったアパート住人:  キム・ヨンジン

交通事故に遭って亡くなった小学生ウン・ビョル:   パク・イェリン

ビョルの母:  イ・ジン

ビョルの父:  パク・ジンス

ビョルの友達 ユリ:  チョン・イェナ

ビョルを轢いたとされる犯人:  イム・ジェグン

マンションの警備員:  キム・ジョンホ

マンション住人:   イ・ヒョンソ

《ストーカー駐車場殺人》
ジチョルの想い人/学生/ストーカー被害者 ペ・スジョン:  ジウ
スジョンのマンション住人/舞台俳優/幽霊 イ・ヒョンジュ:  イ・ソアン
マンションオーナー(9話):  ムン・ギョンミン
弁当店主人/ストーカー マ・グァンテ:   パク・ソンイル

 

《スカイビル爆破事件》
精神を病み入院中のスカイビル住人(15話):   チ・ソングン

患者の妻(15話):   パク・ウニョン

スカイビルの管理人:  チョン・ヨンフン


トハク建設と癒着 ハン議員(9話):  イ・ユンサン

廃工場のオーナー/ハクソンの手下“毛むくじゃら”ユ・ヨンジェ:   ユン・デユル

不動産所有者(1話): ペ・ソンイル

不動産所有者(1話):  イ・ソファン

インボム祖母が運ばれた病院のキム医師: キム・ソンヨン


憑りつかれたインボムに石で殴られた少年: チャ・ソンジェ

息子に妻を殺され自殺した男(7話):  イ・ジェウ

青塩(チョンヨム) ヤン社長(13話):  キム・ミギョン(特別出演)

ジチョルの新事業(故人のSNS等の掃除)依頼人(16話): キム・ドクジュ

 


【超個人的感想と記憶メモ】

チャン・ナラさん、マルグムさん、アン・ギルカンさんの

メイン処に加え、食堂のおばさんペク・ヒョンジュさん、

美術館長のペク・ジウォンさん、幽霊となったナム・ジエさん、

犯人のキム・ジョンヨンさん、その被害者の友人パク・ジヨンさん…

と挙げたらキリがない演技派俳優さんたちの技量に支えられた作品と

いった感じでしたね。

のっぺらぼうもだけど、憑りつかれた体での怪力勝負アクションとか

見えないお母さんの亡霊との涙頂戴話といい、役者の力に頼りすぎ(笑)。

本当俳優さん達すごいしお疲れ様でした!とお酌して回りたい、

そんなドラマです。

アン・ギルカンさんの漠然とした定型通りの(笑)極悪人演技も

もう…ほんと、観ているだけでシンドイのに。

俳優さん達に拍手👏👏👏👏

 

・それらの演技に支えられて…というか、バランス的に敢えて?

または「憑依しやすさ」を表したのか、アイドル俳優っぽい

浅い演技で(表現よ…)息抜きを与えてくれたヨンファ氏。

まぁ、これも大事よ。大事なの。

フワフワ彷徨う目、単純・単調なキャラクター表現も「霊媒体質」の

インボムゆえの正解。にしても、美女自覚のある社長と

イケメン自覚丸出しの詐欺師のコンビは濃いな~。

んで恋愛発展まるで無しは、天晴な潔よさ。

 

・KBSドラマあるある。「え?たった2,3年前のドラマなの?

10年前ぐらいの作品かと思った」なレトロ感。

 

チャン・ナラさんのブラックな荒い演技キャラが新鮮で

(そして顔はめちゃ可愛い)冒頭から惹きつけられました。

引きこもりでだらしない生活を送っていても、アイラインは

太めにピュッ…葬式だろうがアイラインはビュッ。

それでも可愛いんだからいい。

 

・前半は様々な霊と(それを演じる豪華キャスト)、

その成仏できない理由と遺された人間の物語が楽しかったんですよ。

でも、終盤は「おかあさんの成仏」と「トハク建設の悪事」と

「のっぺらぼう」の三本立てで、なんか失速。

そして後半に行くに連れ、PPLがすごくなかったです?

お金が底つきたのかな…(笑)

 

・廃墟に呼び出される時には絶対、乱闘か突き落とされるから

少人数でいっちゃだめだし、かなりボッコボコにされて、

ビルの2階以上から飛び降りてもすぐに回復するし、

頭上から木材の束落ちてきて体に直撃しても骨折ひとつなさそうな

傷の程度とか。そして、どんな理由で何度も病院のお世話になっても

リクライニングされた状態なのは、標準仕様。

撮影的にそうしたほうが撮影しやすいからねぇ…

 

・営業時間外と思われるサウナ施設に、たぷたぷの適温の湯舟…

掃除して明日の分のお湯をためて一晩適温に沸かし続ける…の?

そういうもの?

 

・叔父にもらって付けていた塩?のネックレス。特注品かと思いきや、

子供にもあげるし怨霊にも踏みつぶされるし使い捨てレベル?

そして、ネックレスのことは「목걸이(モッコリ)」

と呼ぶもので、連呼されると…苦笑い…(笑)

 

・とにかく今回は登場人物が多かった。

多くて覚えきれないので、一つのエピソードが終わったら

メモをまとめる始末。趣味というよりもはや業務。

 

・悪役が、一目見てわかりやすい悪役俳優たち。

 

・ヒョンシクはフリーランス霊媒なの?

 

・母は地縛霊かと思われていたが、娘が冷凍倉庫に閉じこめられている

のを助けに来るのをみると、地縛霊ではなかった。

生きている人間側が霊を引き留めるケース。ジア母もそれ。

霊でいるのは寒いらしい。

 

チャン・ナラさん(2024年9月現在42歳)は本当に童顔美人で、

母親役のペク・ウンヘさん(38)よりも年上。

ジアの子供時代を演じたファン・ドユンちゃんは「ドクタースランプ

では、ユン・バクさん演じるデヨンの娘役でした。

 

・事務長とジアには血縁関係はなし。高校?で望まない妊娠をした

事務長。それでも産んで懸命に育てていたが、赤ちゃんは自然死。

警察には殺害を疑われるが、それを助けてくれたのがジア母。

赤ちゃんが霊となってジア母の元に現れたから。

それ以来、事務長はジア母を恩人と思い、支えることに。

 

・カン刑事は鈍いのか、面倒なのか初動が悪い。

幽霊の件も疑ってみることぐらいしてみたらいいのにと

モヤモヤさせられる所も。

「幽霊信じないなんてことはないでしょ?」と、

おちょくりたくなるのは、全部トッケビのせい。

(1話で死神に体当たりした車の運転手です)

 

・ドラマ終盤、顔のない「のっぺらぼう」(日本語訳)との

対決が出てくる。怨霊の集合体のような存在で、強烈なため退治できず

憑りつかれた霊媒ごと退治しなくては…といった話になっていく。

日本の妖怪として知られる「のっぺらぼう」とは違い、

周囲の人に不幸(死)をもたらす悪霊として扱われる。

韓国語でのっぺらぼうは、달걀귀신(今作の日本語副題には鶏卵鬼とある)

というそうですが、何もない卵肌ののっぺらぼうというより、

顔の皮膚の内で虫が這いずり回っているような感じが

今作の、のっぺらぼう。ちょっと閲覧注意案件(笑)

韓国ドラマ「W -君と僕の世界-」でも

お父さん(キム・ウィソン)の顔が無くなった。

やはり、幽霊というよりは妖怪…えーん

 

俳優さんたちが豪華なので、楽しめます!

韓国ドラマ「 誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる 」

日本語バージョンのタイトルは長めだけど

話数は8話と短め。7時間45分で観られちゃう。

俳優は、とても豪華です。

 

日本題: 誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる

韓国題:   아무도 없는 숲속에서

英題:   The Frog (「Alone in the Woods」から変更)

 

演出:  モ・ワンイル

脚本:  ソン・ホヨン

 

Netflixで全8話。2024年8月23日より独占配信。

 

【 あらすじ ストーリー 】

2001年。ク・サンジュンと妻は、自然豊かな湖畔で

レイクビューモーテルを経営している。

大雨が降ったある日、モーテルのそばでガス欠で車を停めていた男に

モーテルでの宿泊を勧める。閑散期だったこともあり、

サンジュンはその客にわずかな料金で最高の部屋を提供した。

これが悲劇の始まりだった。

翌日チェックアウトした男の部屋は、

部屋中が血の海となっていて無残な姿の女性が……。


2021年。チョン・ヨンハは、ソウルから車で数時間の

ある人里離れた森で、最愛の亡き妻との夢だった貸別荘を経営していた。

娘のウィソンは、ソウルで彼女の婚約者と一緒に暮らすようにと

せがむが、ヨンハは親友のヨンチェと一緒に

別荘を切り盛りすることに慰めを見出している。

そこに男の子を連れた若い女性ユ・ソンアが泊まりに来る。

彼女は謎めいた雰囲気を漂わせているが、

ヨンハはためらうことなく彼らを歓迎する。

翌朝、ソンアは少量の血痕と漂白剤の強烈な匂いを残して出発、

男の子を連れていないことに、ヨンハの不安は増す。


殺人犯はすぐに逮捕されたが「殺人モーテル」と呼ばれ客足は遠ざかり、

モーテルの売却もままならないサンジュン。

大切な思い出の詰まった貸別荘を守るために、

ソンアの殺人の痕跡を必死になって拭い去るヨンハ。

2つのタイムラインを繋ぐのは刑事ユン・ボミン。

その2つの殺人事件を担当し、犯人を追い詰めていく。

 

【各話サブタイトル】

1.僕たちみたいな人を何と言うと思いますか?

2.運命のドアを叩くのは誰だろうか

3.まるで私のことをずっと考えてた人みたいに

4.あの女が子供を殺したようです

5.私はただこの楽しい遊びのオニです

6.父さんがすぐにすべて解決して迎えにいくよ

7.私はおじさんと最後までいく

8.俺たちは積もる話がたくさんある

「森の奥で木が倒れた

その音を聞いた者はいない

誰もいない森で木が倒れたら音はするのか?」


これ以降↓↓、キャスト等々

ネタバレを大いに含むので未視聴の方用の簡易説明です。


主なキャストはこの4人です。

 

事件は、加害者・被害者がいるのはもちろん、それ以外に、

事件発生時の土地や建物(いわゆる事故物件)の所有者という

全く関係のない第三者の生活も一変させる…

というお話でもあります。

 

この↓画像↓以降、ネタバレしていますので、

未視聴の方は十分ご注意ください。




【 登場人物  キャスト 】

貸別荘のオーナー チョン・ヨンハ(60): キム・ユンソク    

モーテル経営 ク・サンジュン(43-63): ユン・ゲサン    

ヨンハの貸別荘の客/画家 ユ・ソンア(20代): コ・ミンシ    

強力班出身/ホス交番所長 ユン・ボミン(40代後半): イ・ジョンウン   

ドンホ交番 ユン・ボミン(2000年頃): ハ・ユンギョン(特別出演)


《サンジュン周辺》

サンジュンの妻 ソ・ウンギョン: リュ・ヒョンギョン

サンジュンの息子 ク・ギホの少年時代: チェ・ジョンフ

サンジュンの息子 ク・ギホ(2022年): パク・チャンヨル(EXO)



サンジュンの友人/元ヤクザ パク・ジョンドゥ: パク・ジファン

ジョンドゥの母/スーパー店主 キム・ギョンオク: チャ・ミギョン

 

連続殺人犯 チ・ヒャンチョル: ホン・ギジュン

不動産業者: チェ・ヨンジン

ギホをいじめる学生: パク・スンジュン

  
連続殺人犯 ヒャンチョルの母: ビョン・ジョンヒ

《ヨンハ周辺》

ヨンハの親友/隣の貸別荘の主人 パク・ヨンチェ: イ・ナムヒ   

ヨンハの亡妻 イ・ソンラン: キム・ソンリョン(特別出演)

ヨンハの一人娘/薬剤師 チョン・ウィソン: ノ・ユンソ(特別出演)    

 
コインランドリーとカフェ経営 チェ・ギョンナム: イ・ソンウク

ヨンハの友人: クァク・ミンソク

ヨンチェの友人/中華料理店「シンソンヌ」社長: ホン・ソクビン

ヨンチェの妻(8話): イ・ソンジュ

ヨンチェの孫(8話): チェ・イジュン

ウィソンの夫/ソン・ジス小児科病院長 ソン・ジス: ナム・ジウ

ジスの母: キム・ジュア

《ソンア周辺》

ソンアの連れてきた子供/ジェシクの息子 ハ・シヒョン: チョ・ヨジュン 

ソンアの元夫 ハ・ジェシク: チャン・スンジョ(特別出演)   

ソンアの父 ユ院長: イ・スンチョル

アラ画廊 チェマネージャー: チョ・アラ    

ソンアの弁護士(8話): キム・サンイル

《警察: ボミン周辺》

ボミンの夫/チュンミン日報記者 ヨム・ドンチャン: イ・ユンジェ

チュンミン日報記者 ヨム・ドンチャンの若い頃: イ・ガソプ    


ボミンとドンチャンの娘 ヨム・ヒウォン:  キム・ソユル

モーテル殺人事件担当の強力班刑事 カン刑事: キム・ジョンテ

ホス交番の警査 チェ・ジョンホ: アン・サンウ    

ホス交番の巡警 キム・ソンテ: チョ・ウンソル    

京畿道県警察署長 キム・ファンソン: イ・ドグク    

警察/ギョンオクの同級生 ユン・ハンソク(3話): ミン・ウンシク

ウンギョンが働く食堂の女主人(2~3話): チュ・イニョン

ウンギョンに代金を間違われる食堂の客:  キム・ソンヨン

ジョンドゥスーパーの客:  ミョン・ジェファン

ジョンドゥスーパーの客:  イ・スヒョン

ヨンハの元同僚 キムさん(3話): クァク・ミンソク

ガーデンセンターのオーナー(4話): グク・ジュンウン

コンピュータ修理業者(4話)シン・ヒグク

不用品回収業者(4話): ハン・サンチョル

ウリ薬局薬剤師/ウィソンの同僚(4、7話): ソル・ユジン

貸し別荘利用者(5話): シン・ナラ

貸し別荘利用者(5話): オ・ジンギョン

ギョンオクが入院する病院の看護師(6話): チョン・アヒ

病院に来る警察官(6話): キム・ウォンスク

ヒャンチョルを移送する看守(6話): イム・トチォル

ヒャンチョルを移送する看守(6話): キム・ジンボク

看護師(7話):  オ・ヘジュ


【超個人的感想と記憶メモ(微辛口)】
・1話ぐらいの間、どこと、どれが、どう繋がってるのかわからなかった。

モーテルを営む若い夫婦とその子供

一方は、貸し別荘を営む悠々自適生活な初老の男性

モーテル経営の夫サンジュンが年老いた姿が

貸し別荘のヨンハ?の姿(笑)とか。

韓ドラの世界で世代またいで別の俳優がやるのはよくあることだから…

次第に、別の時代の全く知らない者同士の話なのかと理解。

事件に関わった刑事が共通軸という設定もわりと新鮮。

そしてその刑事を時代別に演じたのが、イ・ジョンウンと

その若い頃をハ・ユンギョン(特別出演)というのも贅沢。

(役跨ぎのタイミングとか、俳優さん選びとか大事ですよね)

イ・ジョンウンさんは私の視聴履歴的に「Missナイト&Missデイ」から

すぐこの作品だったので、固さが全然違って新鮮だった。

 

・美しい風景と、俳優の才能を楽しむ分には良き。

サスペンスやミステリーとして見るにはちょっと…。

 

・2001年7月、物語のきっかけとなるモーテルでの

バラバラ殺人事件が起こり、新人の警察官が現場の規制手伝いに入る。

事件現場に配慮せずそのまま建物を撮影して報じたマスコミ。

幽霊屋敷扱いになり、モーテルとしての営業は出来なくなり、

売るのにも売れず…現場を目撃した妻は、精神的トラウマを抱え自殺。

2021年、再びこの町に帰ってきた当時の新人警察官は今や所長に。

所長の赴任の時の持参品の中に、モーテル事件の当時の写真が入ってて

そこから過去の物語に入っていく。

 

・余命宣告された妻を連れ、看病のため仕事もやめて

夢だった自然豊かな場所で暮らし、妻を看取った後はそこで貸別荘を経営。

娘(ノ・ユンソ)には一緒にソウルで住むことを勧められているが、

妻との思い出の地から離れたくない。

そんな場所に来た、とある女性客(コ・ミンシ)が殺人事件を

起こしたのではないかとの疑念を抱くが、決定的な物証がない。

事故物件にしたくないので、何もなかったようにして1年を過ごしたが、

再びその女性が訪れてくる。

事件の可能性があるのに何もしないで隠蔽めいたことするなんて

自分の父親なら激怒しますけどね。

結果的に、警察に伝えた所で、女性側の権力で事件ごと

もみ消されていた可能性の方が高いんですけど…

 

・今の若手女優中で、注目株といったら「ノ・ユンソ(24歳」と

「コ・ミンシ(29歳」じゃん!と個人的に思っているので、

この二人がバトルとか、かなりの見応え!

(体力的にはありえないとは思ってますけど(笑))

 

・モーテル事件で、連続殺人犯を自らモーテルに招き入れた

運の悪い夫サンジュン。その夜、受付で寝てしまい逃走をも

見逃したのもサンジュン。妻はその惨劇の第一目撃者になり

ショックを受けフラッシュバックで不眠、アルコール頼り、

生活苦…と苦しむことに。結局、事件を終わらせようと自殺。

夫はその過去に憑りつかれて精神を崩壊し入院。

親のあれこれに巻き込まれて、幼い息子ただ気の毒…と思いきや、

息子は犯人が遺体を運搬する所を目撃していた!という展開。

犯人に口止めされていたため通報も出来ず、大人になっていた。

犯人殺害の復讐だけを夢みて…

幼くて「通報できなかった」息子ギホと、

同じく「通報しなかった」ヨンハが世代を超えて2022年につながる。

ギホの起こした事件の後始末はヨンハが背負い、

多分、今後はヨンハがギホのそばで理解者になっていくのかもしれない。

そこは良い結末だった。救い。

 

・ヨンハの友人ヨンチェはすごく真っ当な人で、親切。

でもソンアにボッコボコにされて瀕死の重傷に。

元はといえば、その友人の別荘が修理中で泊められなくて

ヨンハの別荘で…と紹介されてきたのがソンア。

なのでひょっとしたら、ヨンハの友人がそもそも

別荘を失うことになっていたのかもしれない。運がいいのか悪いのか。

 

・キム・ユンソクさんドラマ出演は、2007年以来らしい。

(主に映画など)ユンソクさんを惑わす若い女性役が

コ・ミンシちゃん演じる謎の女性、ソンア。

ミンシちゃんは、今をもときめく若手女優。せっかちで働き者でAB型、

すっぴんでも100点で可愛い“ソジンの家(서진이네2)の優秀人材”

ミンシちゃんと、今作のソンアは別物。

みててハラハラするほどの肌の露出。

アンニュイだわ、サイコパスだわ…。

ミンシちゃん、この役を「歴代級の大変だったキャラクター」

と語っていて、外見は“脊椎の骨がよく見え、奇怪な雰囲気を

出し、動物的な感じを表現したかった” と43kgまで減量したそう。

そんな役柄分析して肉体改造ゴリゴリする日本の若手女優いる?

このギャップはいい。

 

・「石に当たったカエルは“なぜ自分が?”とひたすら考え続ける。

運が悪かっただけ」とカエルを喩えに出してきたり、

「鬼」という警察官に対するあだ名とか、

こだわったわりに視聴者に浸透した?って疑問に思う所も。

それとも韓国でのカエルや鬼には、違う意味がある?

石が当たれば人間も「なんで自分が?」って考え続けると思わない?

 

・元夫の連れ子(小学生低学年ぐらい)とガタイのいい警察官

(この警察官はイライラした)を殺害。

いずれも薬を飲ませて意識を失わせてから絞殺というものの、

警察官ほどの肉体を運ぶのは大変なはず。

日頃、絵ぐらいしか描いていない細腕なのに?

ヨンハの親友のおじさん、ヨンハの娘も襲って大暴れして、

なにかっちゃー車でそのまま突っ込んでいくし。

(ヨンハの娘は細腕の割にナイスファイトで。そんなことある?)

この手のドラマを視聴して私が毎回思うのは、

極悪犯罪者には「サイコパス」以外の理由が欲しいの。

やたらと血に見立てた何度も出てくるトマトソースや

ワインの演出が厭らしくもあり。

子どもの頃から甘やかされて育ってきたから

欲求は叶えられないとストレスで死んじゃう系?

今さら真っ当に生きられない病気?

DV?別荘が欲しかっただけ?父性コンプレックス?自己承認欲求の重症者?

死体はほぼ出さないけど、とにかく血・血・血+セクシー。

オシャレすぎてなんかわからん(笑)

連続殺人犯といい、ソンアといい

まともな親じゃなかったことは想像つくけど、

サイコパス系の犯罪者を、1作品に2人も出したうえに

2人とも私刑で射殺で終~了!は…安易…

ちょっとお腹いっぱい。


・モーテルの購入前に家族で下見に来た時のギホは、

名前の出ている子役の子じゃないギホだったと思う。

一緒にベッドに抱きしめられながらダイブしてる。

 

・今作は、子供だった自分が、殺人犯にそそのかされて

恐怖心から通報できず、結果、家をも失い家族崩壊に至った

ギホが復讐を果たすために生きながらも、

その父親の友人の元ヤクザのおじさんとか、

同じ境遇なのでは?という理由で追跡してきた

見知らぬおじさん(でも命を救ってくれた)との

ブロマンス部分もある。犯罪被害者ではないが、

そこから漏れた被害者の会、みたいな繋がり。

 

・ユン・ゲサンは「誘拐の日」然り、困り顔であって

ほしい、困り顔が似合ってると思うのですが

困りすぎた顔とか精神病んじゃうレベルは観てて辛い。

このドラマ撮影期がなんと「誘拐の日」の頃と

重なっていたそうです。

肉体的(誘拐の日)、精神的(今作)にしんどそう…

今作ではちなみに、60代の老人部分を演じるため、

3週間で14kgを減量したとのこと!

ミンシちゃんといい、減量が激しすぎる!

・ギホの幼少期を演じたクリクリ少女漫画の世界の

チェ・ジョンフ くん。←Instagramでお顔を確認

顔の完成度が高すぎて。

チ・チャンウクの子供時代演じた履歴も納得のお顔。

2015年に今回のお父さん役のユン・ゲサンさんと

共演済み。このころからめちゃ目がクリクリですね。

   

・モーテル家族の息子は、学生時代をチェ・ジョンフくんと、
EXOのチャンヨルくんが演じてますが、この2人のキャスティング

子役引継ぎリレーとしてTOPレベル

素晴らしくない?

ジョンフくんの顔が既に仕上がっているイケメンなのと、

さすがアイドル!のキラキラしたお顔立ちを「普通」に留めた(笑)

チャンヨルくんが本当にうまくつながってる!

あと、チャンヨルくんの身のこなし、アクシヨンの速さを

評価したい!もっと刑事とか体動かす役に挑戦してほしい。