韓国ドラマはアロマです(仮)

韓国ドラマのまとめが増えてきたので、こちらで管理することとしました。辛口気味に好き勝手なことを言っています。ネタバレを多く含みます。未視聴の場合は回避をお願いいたします。

ウーマンリブ「七人の恋人」本多劇場

飲んで帰ってきて

いち早く寝たいときにでも

ちゃんとメイク落としている自分。

そんな時ついつい口ずさんでいる。

「ビューティビューティ~♪

ビューティケア~♪」


ああ昭和世代。

そんな昭和世代が観てきた芝居。



ウーマンリブ七人の恋人

 

会場に入った途端、西村知美の歌声が…。

セイントフォーだの…80年代アイドル特集ですか。
宮藤官九郎さんのお芝居やライブに接するたびに

「あぁ、同世代でよかった…」と思う私です。

作・演出:宮藤官九郎

出演:
阿部サダヲ
三宅弘城
少路勇介
星野源
宮藤官九郎
尾美としのり
田辺誠一

ナレーション:薬師丸ひろ子松尾スズキ

1.FIRST・KISS
2.ナンバーワン・イン・ザ・UNKO
3.マタニティ堀内
4.ほとんど×三宅マン
5.SHOW-Z.com
6.むねさん
7.七人の恋人

1.転校生・尾美くんへナカノ先生とのファーストキスまでの手ほどきをする田辺くん。
mentosは紙ごと食べるのが格好いい!(笑) 

尾美くんのファーストキスを守る会テーマソング「尾美くん」にやられた。

2.歌舞伎町ナンバーワンホスト・ヒサシが刺さったモノ…巨大な茶色い…。

 

後輩のリュウスケにその経緯を説明するため
過去を再現する…役者を雇う。男の子ってやっぱりUNKO好き?(笑)

しかし、すごいお金かかってそうなウン…。


3.妊婦さんのためのマタニティービクス教室。

担当するのはホモのマタニティ堀内。3人が憧れる婦人科医師・五十嵐を
めぐっての熾烈な戦い?(笑) ヅラをかぶった三宅さんは確かに「次長課長」。

エアロビクスの動きは実際のものの基礎の動きに大変忠実でございました(笑)。


4.小学生姿のサダヲさん萌え(笑)。普段は典型的に使えないタイプの三宅マン。

たいしたことはできない三宅マン。
でも弟子もいる。「だってアイツは恋愛体質♪」

5.ヒップホップダンスチームが練習していると、そこに怪しいゴスロリ女が…。

いやぁ、サダヲさんだってわかるまで少々時間がかかっちゃいました。

ヒップホップ⇔マタニティ演奏中の三宅さん、口半開き。

6.合宿との名目で、大学仲間のミドリの実家を訪れることになった。

が、一人早くついてしまった星野くん。
実は彼氏…という立場もあり居心地が悪いが、そこに近所の「むねさん」がやってくる。


7.ある女性の夢の中、7人(7カラー)の恋人たちが登場。

「アンケートなんか書かなくてもいいのです。

そんなヒマがあったら恋をしてください。」
隣の席の人が、もしかしたら明日の恋人かも…だなんて、

粋なことをおっしゃるわ。
今回は残念?なことに、(たしか)一列全部女性でしたけど(笑)。

エンディング。第二ボタンを舞台に残して去っていく7人。

終わった瞬間「本当に薬師丸ひろこ?」とパンフをめくった人も少なくはないはず。

そして松尾スズキさんはどこ?と思った人も何人かはいるはず!三宅マンでしたね。
いやぁ、これは演劇というより「芸人の単独ライブ」色が強かった気がします。

特に映像でタイトル紹介があったりウンコネタといい…エレキ?(笑) 

 

私はアリです。はい。

 

ハガキお知らせ

 

姫が愛したダニ小僧~Princess and Danny Boy~ 天王洲

Piperが5人になって初めての勢ぞろい公演。

元々はPiper第1回公演の再演(タイトルは違いましたが)だそうで。

現実世界の廃墟の中、自殺願望のサラリーマン(石井)と、

おかしなホームレス(後藤)。
ホームレスが語る物語の世界。

祖母の遺品を取りに来た若夫婦を、船長・洗濯姫と呼ぶ老女。
老女は自分は「すみれ姫」であり、笛ふきを探しているという…。

作・演出:後藤ひろひと

出演:
祐一:ユースケ・サンタマリア(船長)
エリ:佐藤康恵(祐一の妻/洗濯女)
老女・すみれ姫:富田靖子
城一郎:高杉亘(西洋甲冑の剣士)
橋本ゆうじ君:山内圭哉(営業マン/サラリーマン剣士)
豚女:松永玲子
 
鯖田:松村武(鯖田老人介護ホーム院長/鯖田侍従長
渡辺:竹下宏太郎(看護士/悪者剣士・フリードリッヒ)
麗子:大路恵美(看護婦/魔女ベアトリーチェ

芋宮殿MITSURU:川下大洋
老人:腹筋善之介

男A:後藤ひろひと
飯田:ラサール石井

島じぃ:お客さん

 



ユースケのテレビで受ける印象の「しつこさ」が

舞台でどう伝わってくるのか、佐藤さんの高身長から

繰り出される高域の声質に耐えられるのか、

すっかり執念の人のイメージがついた富田さんの濃さから
いかように逃れられるのか…、腹筋さんの…と、

いらぬ心配を持ち込んでの会場入り。
ユースケさんはだいぶ抑えた普通の人キャラだったし、

佐藤さんもまぁ…キンキン気味ではあったけれどそう心配することなく、

富田さんはこう…大王ワールドギリセーフ溶け込み?みたいな感じで
姫になったらもう少し変身ぶりがドンッ!

きて、うわぁぁ~、やっぱりいくつになってもすごいかわいいぃ!
とくるかと思いきや、そうでもなかったことに(笑)少し年月の流れを感じてみたりもしましたが。
腹筋さんは私と連れで正反対に意見が分かれる…という次第になりました(笑)。

他、大路さんは前回見たときのインパクトのままのキャラ設定でしたので、

前回ほどではなかったものの
相変わらずかわいらしい。松永さんは素敵セクシー。

かぶりもの+危険キャラで山内さんに卑怯だよぉ~と
思いつつ、とりこ。前作に羽曳野の伊藤が出てたことが、なんというか変則で残念(笑)
芋宮殿、麗子はPiper公演引継ぎのキャラというところかな。

私としてはダブリン以来のウマが気になった。
お久しぶりです。まぁ、キャストの話でいえば、

ユースケさんや石井さんは…別に彼らでなくても…という
気もしなくもない印象に終わってしまったかな。

私が行った回の島じぃ役の方、素人のわりに妙に対応がうまい…と思ったら、カーテンコールで
ラサールさんより説明。ラサールさんが担当しているTBSのニュース番組のプロデューサーだったそう。
この舞台は主催にフジテレビが入っていて、島じぃはフジテレビの旗を振る場面があったんですが…
その心中を察するや…(笑)。島じぃがカーテンコールで大喝采を浴びたことはいうまでもありません。
ああ、そうそう。もちろんカーテンコールはスタンディングでの盛り上がり!Piper公演の楽しみのひとつ!

舞台中、「みんなの願いをココロに思い浮かべて…」というようなシーンがあったんですが
そこは本当なら姫の願いをみんなで思ってあげて…という場面だったわけなんですが
私なんか追い詰められてたんでしょうねぇ…そこで唐突に、自分勝手な願いを頭に浮かべてて
その後のストーリー展開で自分が大きく間違っていたことに気づき(その間ほんの1分程度ですが)
「ああ!私ってばなんて心が薄汚れてるのでしょう…」と、これまた勝手に反省したものでした。

相変わらず濃い!(私は腹筋さんの濃さ(+長さ)が口に合わない人間なのですが)
私の性格上、Darkな部分がないと見た後、カラッと忘れる!
ベタでも残らなくても、カラッと笑い飛ばすにはいい時期だしね。楽しかった!