韓国ドラマはアロマです(仮)

韓国ドラマのまとめが増えてきたので、こちらで管理することとしました。辛口気味に好き勝手なことを言っています。ネタバレを多く含みます。未視聴の場合は回避をお願いいたします。

韓国ドラマ「トレイン」

日本題: トレイン

原題:  트레인(トレイン)

 

先輩貸付DVDシリーズです。

消化を急いでいます(笑)

 

脚本: パク・ガヨン

演出: リュ・スンジン / イ・スンフン

韓国放送:2020年7月11日~8月16日(OCN)

OCNで放送。全12話。

韓国ドラマでは珍しい気がする12話。

途中で打ち切られたのかと思った…(笑)

 

【 あらすじ ストーリー 】

2008年、女子高生のソギョンは雨の日帰宅すると、

家で父が殺害されているのを発見する。

同じ日、男子高生ドウォンも父がひき逃げされて死んでしまう。

 

時は流れ12年後、ソギョンは検事となり、

刑事として働くドウォンは、兄妹のように育ち、

ソギョンを心配し見守り続けていた。

お互いに特別な感情を抱く2人だったが、

ドウォンはある理由からソギョンを突き放す。

 

ある日犯人を追跡中にドウォンは廃駅で白骨化した遺体を発見。

連続殺人事件として捜査に乗り出すことに。

同じく現場に向かったソギョンは、今は事故の後遺症で障害を抱える

義兄のソンウクが連続殺人事件の犯人で、

12年前に父を殺した真犯人なのではと疑う。

 

だが、ドウォンは12年前の事件の犯人は自分の父で、罪悪感から

ソギョンを見守ってきたと明かす。

衝撃の事実にショックを受けるソギョンだったが、

ドウォンの父の無実を信じ独自に事件を調べることに。

 

そんな時、廃線のはずの線路に突如列車が現れる。

そして列車から降りてきた何者かに撃たれソギョンは命を落とす。

 

打ちひしがれるドウォンだったが、残されたソギョンの留守電から

ソギョンを殺した犯人と12年前の犯人が同一人物だったと確信する。

ソギョン亡き後、絶望したドウォンは一人、

彼女の亡くなった廃線で命を絶とうとする。


するとそこに突然列車が現れ、亡くなったはずのソギョンの姿を見かける。

思わず列車に飛び乗ったが、

その列車はパラレルワールドにつながるTrainだった…

 

一応、以下、キャストもネタバレゾーンにおいておきます。

 

なんていうか…その…

よっぽどのパラレルマニアじゃなければ観なくてもいいかな…(笑)

 



【 出演者 キャスト 】

パラレルワールドの話なので、

仮にこっちをA、あっちをBとして書いています。

《A》京畿道警察署強力班3チーム刑事/チーム長 ソ・ドウォン: ユン・シユン

《B》悪徳刑事/殺人事件容疑者 ソ・ドウォン: ユン・シユン

2008年頃のドウォン: イ・ミンジェ    

 


↑これはCG使っていなければ(笑)ナイスなキャスティングです。

《A》検事 ハン・ソギョン: キョンスジン

《B》殺人課刑事/継母から虐待 ハン・ソギョン: キョンスジン 

2008年頃のソギョン: イム・チェヒョン

ソギョンの少女時代: ユ・チェヨン



《A》科学捜査隊鑑識員/ドウォンの友人 イ・ジョンミン: シン・ソユル
《B》科学捜査隊鑑識員/ドウォンの元恋人 イ・ジョンミン: シン・ソユル        

《A・B》ドウォンの上司/刑事課長/母親代わり オ・ミスク: イ・ハンナ    

《A》ドウォンの亡父/殺人犯? ソ・ジェチョル: ナム・ムンチョル

《B》ドウォンの父/服役中 ソ・ジェチョル: ナム・ムンチョル  

 

《A》ソギョンの継母/美容師 チョ・ヨンラン: ユン・ボギン

《B》ソギョンの継母 チョ・ヨンラン: ユン・ボギン


《A》ヨンランの息子/脳に障害 イ・ソンウク: チャヨプ

《B》ヨンランの息子/片目義眼 イ・ソンウク: チャヨプ    

ソンウクの少年時代: キム・ユチャン      



《A・B》ドウォンの後輩刑事 ウ・ジェヒョク: チョ・ワンギ


《A》ドウォンの後輩刑事 キム・ジヌ: キム・ドンヨン

《B》殺人事件容疑者 キム・ジヌ: キム・ドンヨン    


《B》ドウォンの同僚刑事 カン・ジュニョン: ペク・ジェウ    

《A・B》ソギョンの亡父/殺人事件被害者 ハン・ギュテ: キム・ジンソ

ソギョンの亡くなった母 チョ・ヨンラン: ペ・ユリ     

《A》事故で昏睡状態 ソク・ミンジュン(オ・ミンジュン): チェ・スンユン
《B》精神科医 ソク・ミンジュン(オ・ミンジュン): チェ・スンユン
ミンジュンの幼少期: キム・ヨンウン
高校時代のミンジュン: イ・ゴンヒ


    
殺人事件被害者/麻薬ブローカー イ・ジンソン: チャン・ヘソン 

ジンソンの恋人 パク・ミンギョン: パク・ジョンウォン

ミンギョンが働く店のマダム: イ・チェミン

《B》パク・ミンギョンの夫 (4話):  ギ・ファン

殺人事件被害者 イ・ジヨン: クォン・ハンソル 

ジヨンの恋人/ひき逃げ事件目撃者 パク・テギョン: チャン・リュル(特別出演) 

ジヨンの祖母の介護者: パク・ミナ

 

《B》キム・ジヌの祖母: チョン・ヨングム

《B》キム・ジヌの近所の住人: ユ・オクチュ

《B》キム・ジヌの勤務先の社長: オム・テオク

チャンミラル教会の牧師: チョン・ヒョンソク

ムギョン教会の牧師: キム・ジョンス    

ムギョン教会の勧誘員/ビラ配り: チャ・サンミ    

ドウォンを追う刑事: パク・コンラク 

ドウォン父の通う酒場の主人: パク・ウニョン    

《B》ソンウクの担当医: ミン・デシク

NFS検査官: キム・ビビ

NFS技術者: イ・ジンソン

精神科医 (2話): キム・チェヒョン

6人目の被害者 チョン・ギョンヒ: オム・オクラン

《B》刑事: イ・ジェイン

《B》刑事: パク・ジョンミン

行方不明になったチョン・ギョンヒの娘 : パク・ジニョン

 

【超個人的感想と記憶メモ】

・4年とはいえ、ちょっと古さを感じる(笑)。

ユン・シウンくんがもうアラフォーなのに(撮影時はアラサー)

顔が童顔で、熱血芝居を多分得意(か、弱点)とする俳優さんだから

脱皮に苦労しているんだろうな…と感じる作品でした。

それにどう合わせてキャスティングされたのか、

同世代として採用されたであろうキョンスジンとシン・ソユルが

やはりお姉さんにしか見えないという悲しさ(笑)

ムキムキのボディをそっと見せつけるTシャツとYシャツのドウォンと

死体に向き合ったり生い立ちから来るものなのか

険しい表情の多い女性たちのほうれい線…

(シワ自体は年相応でいいと思うんだけど相手役がホント悪い)

嫌いじゃないけど難しいな、ユン・シウンくん。

 

ユン・シユンは童顔だけど、37歳。

キョンスジンソン・イェジンと似てる。36歳。

そして、シユンの友人であり、別世界では恋人だったという

役どころを演じるのはシン・ソユル38歳。

アヒル口顔をするのが若干気になる。

母親代わりの課長が54歳。

サイコな精神科医を演じるチェ・スンユンが39歳。

キャラクターと実年齢がなんかこう…

みんなあと一回りずつぐらい若くても良かったのでは…と。

 

パラレルワールドを描いた作品で成功した作品が知りたい。

No.1パラレルワールド(できれば明解なやつ)が知りたい。

めちゃめちゃ豪華に取り揃えた「ザ・キング:永遠の君主」も

ゴニョッたしね…。ということで、当時(今は知らんけど)

OCNの土日オリジナルで、歴代最下位視聴率を記録したそう。

 

・課長が目が死んだ演技をすごい頑張ってたし、犯罪被害者と

加害者の娘に対してやたらと親切だったし、なんか怪しいなー

って、わりと早期の段階で思ってたら、案の定過ぎて。

精神科医も同じく目が死んでる演技をしているから、案の定。

でも、今回の犯人たちは犯罪理由がわかりやすかった点は◎

 

・靴のアップもだし、ソギョン父の殺害現場もそうだし、

ソギョンと出会った夜のフラッシュバックが…多すぎやしませんか(笑)。

尺稼ぎですか、と。

 

・子役たちが優秀。「殺人者のパラドックス」のせいで、

顔が似てて違和感を感じさせない大人と子役への流れ芸を

『CGじゃないか?』と疑う癖がついてしまったので訴えたい(笑)。

(それよりもっとずっと前の作品だけど)

ドウォンとソギョン、二人とも高校生役のほうがナチュラルで

とても良くて、その頃のお芝居がもっと見たかった。イ・ソンウクの

子供時代を演じた子役さんもなかなかぴったりだったし、

ミンジュンの幸せだった幼き頃を演じた子役キム・ヨンウンくんは

今すでに超売れっ子だしね。

ムヨンの少年時代……ムヨーーーーーン!

 

・全然違うパラレル世界を演じたジヌ役のキム・ドンヨン、

最近頻繁に目にするのでこれから売れるのでは…既に売れてる?

 
・物語メモ。ドウォンは父が死んだ後、父の遺品の中に犯行に

使われたと思われる金のネックレスを発見。父が殺人犯だと思うが

警察課長に今これを明かしたところで「殺人犯の息子」として

生きることになると隠して生きるよう諭される。

→自分の息子の犯行を隠すため?

パラレルのドウォンは、父が轢かれそうになるところを

助けたことで父は逮捕され刑務所へ。殺人犯の息子として

生きてきて、自分自身もクズのような生き方をしている

(そして目立つ所に薬物を注射してる。手首のそばって)


・物語メモ②オ・ミスクはA世界では面倒見がよく犯罪遺児の

2人を子供のように可愛がっていた。現実は、遺伝的な難病を

抱えていて遺伝した息子を捨てた過去がある。

その息子はソギョンなどの患者を抱える精神科医で、

家族を捨てたことに苦しむ患者たちを、母親の代わりに殺していた。

オ・ミスクはA世界もB世界でもない別の世界から来ていて?

息子が罪から自殺するのを止めようと別世界のオ・ミスクを殺害?

犯人をミスリードのため、コートで顔が分からなくしてるけど母親

死体遺棄とソギョン殺害)と息子(殺害)で身長差や体格に

差がありすぎるやろ、と(笑)。

課長の目が死んだ目をしてて、怪しいーってずっと思いながら

観るという試練(笑)。

 

怪しい課長とミンジュン少年の家族ショット。

 

・物語メモ③ソギョンの父を殺したのは少年時代のソク・ミンジュン。

少年がなぜそんな残虐な…サイコパス?…となるところだけど

難病でいつ死ぬかわからない身であること、それを理由に

母に捨てられたと思っている所、そんな母親を想いながら

憎んでいるところ…としっかり背景が描かれている所は評価。

ソギョンの義兄弟のイ・ソンウクは元々いじめられっ子で、

それをミンジュンが助けてくれたことを機に、ミンジュンの

舎弟のような関係で犯行を重ねる。ある日の逃走途中、

車で事故を起こしてソク・ミンジュンは寝たきりに、

ソンウクは頭を打ち知能に障害を持つ。

・ミンジュンの病院、


なんか壁がアーチっぽく丸みがあって特徴ある建物だったけど

ザ・グローリーのヨジョンの病院と似てる。


最後に…何度つっこんでも何も変わらない韓国ドラマの王道…。

このドラマにもよく出てきます。

 

① 頭を鈍器で殴られ、かなり流血しているのに、すぐに現場復帰。

② 何者かによって高い所から突き落とされ、車の上に着地して死亡。

多分、立っている状態から突き落とされたら、建物に対して垂直に

落ちてきそうなものだけど、建物に横づけしている車の上に(それも

ちょうどセンター位置に)綺麗に乗る。仰向けなのは常識。

③ 走行中の車の中がやけに明るい。

④ ダメだって言ってるのに、単独捜査をする警察官。

  そして襲われる。

⑤ 刑事は大体カーキ色。

⑥ 親が殺人被害者でも殺人加害者でも警察になれる。

⑦ 親ガチャハズレが揃いも揃う。

⑧ 身を隠している時に電話やオルゴールが鳴ってしまう。

⑨ 点滴は自ら剥がし取る。

⑩ 写真は落ちるような場所に挟んでおく。

 

以上です。