韓国ドラマはアロマです(仮)

韓国ドラマのまとめが増えてきたので、こちらで管理することとしました。辛口気味に好き勝手なことを言っています。ネタバレを多く含みます。未視聴の場合は回避をお願いいたします。

G2プロデュース「ゴーストライター」2003年6月26日 紀伊国屋ホール

おっほほー。

観劇して数日後…私はインターネットの前で

出演者の名前を調べようと
お気に入りフォルダをひっくり返して

データ集めに奔走していたのだけれど、出てくる出てくる…


私など足元にも及ばない演劇に精通された方々の

この公演に関するレポート、感想日記等々…
賛否両論か…いや、賛否否否賛否両論、という感じかな。

その焦点はというと…皆さん、出演者というより演出家かな。


私は根っこのところミーハーだから、

出てる人が格好よければいいじゃない的思考が強くて
「あの監督はさぁ…」なんて、エラそうに言ってる人を見ると

わかったフリしちゃって!なんて茶化す嫌な娘だったけど…
映画界では、ビリー・ワイルダー監督を知ってから、

演劇界では後藤ひろひとを知ってからというもの
茶化される側に少しばかり混ざってみようかなぁ…なんて

思うようになったんですよね(笑)。

で。前フリ長いけど。

その後藤ひろひとさんの“ワリにシリアス”な作品

「天才脚本家」を観にいったらこれがエラく格好よくてですね。

すごく面白かったんです…。

 

作中、偶然にも「ビリー・ワイルダー」の名が出てきたりしてね。
その脚本家シリーズといいますか…「ゴーストライター」ですよ。
出演者に関して言えば、「天才脚本家」とかぶる人も多くいて、

続編…ではないものの、系列…?的な。
内容に同じものは求めないけど、雰囲気には同じものを

若干求めちゃっていたかなぁ…と少しばかり自己反省しつつ。
結論。G2さんのそのぉ…作品の、なんていうか…

なにが私に合わないんだろう、なにがダメなんだろうねぇ…って感じ。
“いい子”過ぎたのかなぁ。

…感動したけどね。泣きそうにはなったけどもね。

 

【まずは作・演出G2 さんからのチラシご挨拶】

上海はいかが?~ご挨拶にかえて~ 
さて、今回の「ゴーストライター」は上海が舞台です。 

「え?上海?SARSは大丈夫?」とほとんどの方が思われるでしよう。 

でもね、これを書くために昨秋、上海でシナリオハンティングした時は、

こんなことにな るなんて思ってもみなかったんです。

 「SARSは大丈夫かなあ」と思いながら芝居をご覧になる…

…なんてのもつらい話なので、 舞台を上海からどこかに移して

書き直そうとはしたんですが、どうにも、こうにも、 なぜか上海を

離れられない。

最初は「どこでもいいんだけど、ま、上海がいいんじゃない」

くらいの思いだったのに。いや、我ながら不思議です。 

そういう訳で、舞台は上海のままです。 

皆様の頭の中からSARSの4文字を消してご覧ください。


売れない映画俳優→表向き売れっ子作家・宮本洋輔:三上市朗(M.O.P)
ゴーストライター市ノ瀬佳奈:武藤陶子(TEAM発砲・B・ZIN)


久保田さんが出てくるとそこから目が離せなくなっちゃう。
目といえば目ビーム。食らった知人が羨ましい…(笑)。
楠見さん、三上さん、コングさんと声だけ聞いると

アメリカ映画の吹き替え聞いているようなエエ声な人たちに
酔いしれて楽しむという方法もあるけどね、あるけどもね。
そんな中で、松下さんの声質っていうのがすごく浮いて

聞こえたんだけど彼女は何者なのかなぁ…。
わからないけどいろいろと無理している

(姿勢とか声の出し方とか役柄の表現とか)感じはしました。

…同じ題材で「後藤ひろひと作・演出」になったらどうなるんだろうか…

興味津々。

脚本にダメだしする男…その正体は?・堂島達矢:関秀人(立身出世劇場)
広告代理店・栢木陸郎:川下大洋(Piper)

映画プロデューサー・磯野しじみ:楠見薫
映画スタッフ・山本正紀:山田かつろう(売込隊ビーム)
映画女優・篠田菜津子:松下好
大女優のマネージャー・壇ノ浦求:瀬戸中基良(ヨーロッパ企画

ジャッキー横山:腹筋善之介(IQ5000)
チャンさん:コング桑田(リリパット・アーミーⅡ)

謎の男:久保田浩(遊気舎)

 

脚本が書けず撮影所にカンヅメになった作家のもとに、

前日に謎の死を遂げたはずのゴーストライターがかけつける。

「その脚本があがらないと天国にいけないのです」

かくして、撮影隊が今や遅しと原稿を待つなか、

作家と幽霊との共同執筆が始まる。

さまざまなアクシデントを乗り越えて、脚本は無事完成するのか。

ゴーストライターの死にまつわる謎は解けるのか?