小林賢太郎プロデュース第2弾です。
洋菓子店「七日堂」。
近所のライバル店の影響で
すっかりと売り上げが落ちてしまい経営危機に陥っている。
先代から店を引き継ぎ、経営を担っているヒロミは、
新商品を考案して店の経営回復を図るが…
一週間の考案期間の猶予に従業員たちは、
おいしい新商品を生み出すことが出来るのか?
ケーキ以外のものなら何でも作れるじゃくずれ:片桐仁
体力には自信があるが脳の方は…アライ:久ヶ沢徹
普通のパティシエ・毛利:犬飼若浩
新人見習いパティシエ・背込シンペイ:野村知広
経歴詐称はお得意・ヒロミ:森谷ふみ
ライバル店のオーナー・サメジマ:西田征史
謎の男・ムロオカ:室岡悟
背込の母:平田敦子
恵比寿屋乳業:小林賢太郎
前作の室岡・平田夫妻と、
今回の展開がちょっとつながっているのかな?という感じはありましたが
まぁ、まったくの別作品という風に観て楽しめました。
前作は4フロアに別れての物語展開。
今回は7日間の物語。
細かく分散されたわりにはしっかりと1つの物語として、引き込まれました。
休憩はさんで後半なんて、眠気を一切与えず(笑)、
時間の経過も忘れさせてくれる感じで大変楽しかったです。
サモ・アリナンズは食わず嫌いないんだけど(ごめんなさい)、
前作に登場の小松和重さん、
そして今作品に登場した久ヶ沢さん…役者さん個人個人で見ると、
なんて素敵な集団なんだ!…って思いますね(笑)。
見かけ的に私的好み一直線の久ヶ沢さんのボケっぷりに今回はやられっぱなしでした。
平田敦子さんに関しては、笑わせる間が上手だわぁ…なんて思ってみたり。
でも私の中で、若干、池谷のぶえさんと被ってる…みたいな(笑)。
プロつかまえて「上手」という表現はあまりよくないのかもしれないけど
西田さんなんてつい“上手になったなぁ…”と感想が言いたくなる、
そんな声の伸び、存在感…多々。
森谷さんはこのくらいの規模の劇場で見ると映えますなぁ…。
かわいらしい。
正直、役者ラーメンズはラーメンズのままでしたが、
ラーメンズもスイーツも変わらないもの、変わるもの…
その両方をうまく消化できる作りになっていて
それが作品のラスト部分の…につながって…まとまった…作品とし………
…難しいこと考えると頭疲れます。甘いものでも食べて一休みしましょう(笑)。