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木更津キャッツアイというドラマが
巷で話題になって、その映画化撮影中…という、
ちょうど間その下敷きとなった?と言われる
熊沢パンキース。
8年前の作品のリメイクらしいです。
殺人ウィルスにかかりパーキンス病という病気に
かかった草野球監督と、その監督を取り巻く
地元の飲み屋に集まる野球チームメンバーでもある仲間達。
そこに訪れるウィルス研究所職員の男。
滝(草野球チーム監督):松尾スズキ(初演同様)
金子(飲み屋マスター):阿部サダヲ
(これは前作が金子清文さんという役者さんだったからゆえの役名?)
野村(金子の友人であり、金子の妻の実兄):宮崎吐夢
ケン坊(滝の弟で高校生):皆川猿時
中島(チームメンバー):荒川良々
西巻(飲み屋バイト):少路勇介
内藤(先輩・他チームメンバー):宮藤官九郎
五十嵐(ウィルス研究所職員ち):田辺誠一
音楽担当で、向井秀徳
田辺誠一のマイルドさが、この舞台ではいい中和剤だったかな。
改めてというか、見た目のよさに(笑)感動。
佐藤くんは木更津キャッツアイにも出演、
ウーマンリブ前作・キラークイーン666でも客演していたけれど…
どうなんだあの味の濃さでいいのか。いいんだろうか。いいんだろう。
よし、いい。
荒川さんの脚の綺麗さ、
お酒の女らしい注ぎ方(のマスターぶり)に見惚れる。
西巻演じる少路さん、
初めてお目にかかったもんで
大浦龍宇一と勘違いして見間違える。
…なんか似てない?
阿部さんの体がいい体なのか否かで友人と論議(笑)。
松尾さん、相変わらず動きのキレがすばらしい。
柔軟とか得意なのだろうか…。
人間の様々な感情を解放したかのような
癖あるキャラクターたち、閉鎖感のある地域性。
ウェットでもあり、カラカラ乾いた感じでもあり…
善意があったと思えば、瞬時裏返せば悪意…みたいな。
あー、よくわかんないけど(笑)。
片田舎という背景が、自分の育ちの思い出に重なって
少し壁を作ったために受け入れが多少苦難…という変な感覚もあった。
それがある意味、リアルってことなのかも。
なんか笑いながらもイタタタ~という感じになる。
それがクドカンワールドか。
そうなのか?いや、わからん。