韓国ドラマはアロマです(仮)

韓国ドラマのまとめが増えてきたので、こちらで管理することとしました。辛口気味に好き勝手なことを言っています。ネタバレを多く含みます。未視聴の場合は回避をお願いいたします。

韓国ドラマ「わずか1000ウォンの弁護士」

日本題: わずか1000ウォンの弁護士

韓国題: 천원짜리 변호사(1000ウォン弁護士)

2022年9月から11月11日放送。韓国SBSで全12話。

本当は14話の設計だったそうなんですが

「完成度を高めるため」12話に縮小。

プロ野球の中継などで放送日が変更に。←これが長かった。

(放送終了後、制作会社と脚本家がもめたのが真実の理由?的な

記事も出てました)

 

…ということで、やっと観終わりました!

 

わけあって現在、Disney+を契約しているんですけど

まもなく、契約更新(しない)を考えなきゃいけない季節。

「元を取る」じゃないですけど観たい作品は観ておかなきゃ。

 

1000ウォン(日本円で約100円)しか報酬金を受け取らない弁護士の物語です。

元を取るとか言っていた自分が恥ずかしいです(笑)。

 

脚本: チェ・スジン / チェ・チャンファン

演出: キム·ジェヒョン / シン·ジュンフン

 

【あらすじ ストーリー】

弁護士3万人の時代、型破りな弁護士が現れた。

わずか1000ウォンしか報酬金を受け取らない

実力抜群な弁護士、チョン・ジフン。

高額な法律相談料を負担できない一般人のために

法廷で戦う彼はまさに頼もしい正義の味方。

とある裁判で、彼は法曹界ロイヤルファミリー出身の

司法官試補ペク・マリを相手にあっさり勝訴するが

スペック・プライド高しの彼女は、まさか自分が負けるなど

ショックを受ける。

予測不能のチョン・ジフンに苦手意識を持つペク・マリは

今度は急に法律事務所代表の祖父に「チョン・ジフンの元で

2カ月修行してこい」と言われ、インターンとして

チョン・ジフンの事務所に入ることに...。

 

ナムグン・ミン初心者の方も、ナムグン・ミンとはどんな

優秀な俳優かが手軽にわかる作品かと思います。

「ナムグンミンに大きく依存したドラマ」(韓国評価)

に“だよね!”ってハイタッチしたくなる感じです。

 

【おすすめポイント】

・シリアスもコメディもナムグン・ミンなら間違いない

・1事件ごとのキャストも良き

・私も依頼したい

 

キャストもネタバレを含むので、下に置いておきます。

12話なのでサクッと観れますのでオススメです。

 

 

ネタバレ注意!

 

【キャスト 出演者】 
弁護士 チョン・ジフン:ナムグン・ミン
司法試補 ペク·マリ:キム・ジウン

クリーニング店店主/法律事務所事務長 サ・ムジャン:パク·ジヌ
サ・ムジャンの妻 イ・ヨンオク: ファン・ジョンミン
サ・ムジャンの息子 サジュン: チョン・ミンジュン 

ソウル中央地方検察庁検事/ペクの弁護士 ソ・ミンヒョク:チェ・テフン
ソウル中央地方検察庁検事 ナ・イェジン:コン・ミンジョン

法務法人ペク 代表/マリの祖父ペク・ヒョンム:イ·ドクファ
ミンヒョク父/ペクのパートナー弁護士 ソ・ヨンジュン:ハ・ソングァン
 

ペクのエース弁護士/ジフンの恋人 イ・ジュヨン: イ・チョンア
国務総理候補者/ジフン父 キム・ユンソプ:ナム・ミョンチョル(特別出演)
 
マリの母 オ·ミナ:チョ·ヨンヒ
弁護士事務所の建物オーナー チョ・ウルレ:キム・ジャヨン
借金仲介人 ブルゴム:パク・ジェチョル

闇金の借金を理由に自殺しかけた男: イ・ハンソル
窃盗前科 イ・ミョンホ:キム・チョルユン
ミョンホの妻: イ・ソヨン

チャミョングループ専務理事   チョン・ヨンベ:キム・ヒョンムク
アパートの警備員 キム・マンボク:キム・ジョンホ 
マンボクの孫/依頼人 キム・ゴヌ:パク・ジェジュン
チャミョングループ会長 モ・テヨン:チョン・ギュス(特別出演)
チャミョングループ秘書チーム キム・テゴン: ソン・インヨン
ヨンベにインタビューするSBC記者: キム・スミン(特別出演)

プンジン洞事件容疑者 キム・ミンジェ:パク・ソンジュン(박성준)
キム・ミンジェの父/画家 キム・チュンギル: オム・ヒョソプ(特別出演)
キム・ミンジェの義姉/依頼人キム・スヨン:ハン・ドンヒ
ヨンワンギャラリー館長/ミンジェの義母ユ・ヒジュ: パク・ソンア
キム家の家政婦 ハン・ジェスク: イ・ヒョンソ
美術館の学芸員 ジュ・ソウォン: ユン・ヒョンギル
番組「それが知りたい」進行 : クォン・イルヨン

JQグルーブ会長/ギテの兄 チェ・ギソク: チュ・ソクテ(特別出演)
JQ建設グループ社長/財閥3世 チェ・ギテ:ユン・ナム(特別出演)
ケイマンファンド代表  チャ・ミンチョル: クォン・ヒョクボム
JQ建設財務課長 ヤン・サンク: シン・ダムス

ジュヨン傷害致死の出頭犯 チョ・ウソク: チョン・ジノ

ジフンが無料法律相談で行った村の若者: キム・ギドゥ
海に飛び込み島に漂流した男 シン・ジュンフン: チョン・ムンソン(特別出演)
中古車販売詐欺 ファン・クムシク:ヒョン・ボンシク(特別出演)
中古車販売詐欺会社代表: キム・ミンサン(特別出演)
レッドカーペットに登場した俳優 イ・ジェフン本人(特別出演)

 

【超個人的感想と記憶メモ】

※がっつりネタバレしていますので、ご注意ください。

・冒頭にも書きましたが「ナムグンミンに大きく依存」してるのが

否めない(笑)。ナム・グンミンじゃなかったらここまで面白くは

なかったかも。法律(裏の手を含め)+男女コンビとかいうと

ヴィンチェンツォなんかもあるし最近の法律モノといえば

「ウ・ヨンウ…」もだし後半のジフンの影みたいなところは

韓国ドラマあるあるだし(父親転落死(やっぱり車の上に落ちる)

+恋人の死)目新しさには欠ける。上記の過去作の影響か、

相手役のペク・マリが、今一つピンとこない。

ヴィンチェンツォで相手役を務めたチャヨン(演:チョン・ヨビン)の

イメージがハマりすぎて印象深かったせいなのかな。

最初の頃の、キャラクター設定を色づける表情や態度が

ちょっと強すぎて苦手意識が生まれたのもあるんですけど、

これも一度酒を飲ませた後は(笑)、薄れていき

ラストの事件にたどり着く頃には、気にならなかったです。

 

・オープニングがアニメ。曲もそれっぽい。

 

・12話に縮小されたのが勿体ないぐらいキャストが豪華。

主人公の旧友として出てくるのがチェ・デフン。

またどうせ悪者でしょ?という期待を裏切って(笑)の

最後まで愉快で純粋で可愛い人。それと

「なんか日本での松平健じゃないけど、出てきてもさして驚かないし

だけどあちこちに出てくると豪華感はある」イ·ドクファとか

ほんのわずか出てきて、結果的に早くに死んでて当然カメオの

オム・ヒョソプとかヴィンチェンツォのイタリア料理店以来で

おれんまにえよなキム・ヒョンムク(顔濃)とか。

後半出てくるチュ・ソクテさんって、いつも不穏な空気を

まとって出てくるけど不穏工業株式会社とかに勤めてるん?とか。

一番驚いたのは、チョン・ムンソンだけど。

ムンソンさんとナムグンミンの抱擁とか豪華が過ぎる。

(黒い太陽とかキム課長繋がり?)

ムンソンさん、ミュージカル俳優としてすごいんで、

是非歌声聞いて。ググってみてね。

 

キム・ジウンとナムグン・ミンが「ドクタープリズナー」でも

共演していると聞いて、どこ??と思いましたが、なるほど。

デートDVの被害者ですって。

 

・4話。ペク・マリが自分の素性(大手法律事務所ペクの代表の孫)が

バレそうになって

マリ「よくある苗字です」

ジフン「誰がいますか?」

マリ「ペク・ジョンオン、(…とペク姓が続き)ペク・スンス!」

ジフン「ストーブリーグの主役ですか」

マリ「観てました」

ジフン「面白かったのに続編が出ませんね」

マリ「どうしてですか?」

ジフン「(目を泳がせて)知りません!」

 

・私的に一番の注目は、4,5話に出てくる殺人容疑がかかった

若手画家を演じたパク・ソンジュン(박성준)

名前がパク・ソジュンさんとかに似てて、検索しにくいのが残念ですが

普通の中に芯がみえるというか。期待度高めです。

 

・最後3話ぐらいから、ラスボス?の影が見えだして、

その俳優さんが出てきた時には「あー、そう来たか」と納得する

“いつも怪しい役どころ”な俳優さん。

あれよあれよとラスボスを順調に退治していくので、

あまりストレスを感じなくて良かったです。

(何度も悪事を働かれて「しつこいよ」とイラつくドラマもありますが

このドラマはそれがあまりない)そんな黒幕の狙いは

「麻薬性鎮痛剤の合法化」

キム・ユンソプ議員が死を自ら選んだのは、法曹界にいる息子に

迷惑がかかることになると電話で脅されて。

最後は昔の仲間たちと、周到に準備してからの一気に畳みかけて

…スカッと…なんだけどさー。

10話と11話でだいぶ放送期間に間があいて、ラスト2話が

少し物足りなくもあり。

ごはん半分の量でお替りお願いします的な物足りなさ。

 

・事務長を演じるパク·ジヌさんは、トッケビで車真っ二つに

斬られて記憶を消された借金取りの一人です(右の人)

ストーブリーグにもご出演されています。

 

・男性トイレにも平気で入ってくるし、

ジフンに合わせて雨の路上に寝転ぶし、あの女優さん好きだし…な、

ジフンの婚約者を演じたイ・チョンアさん。すぐに居なくなって残念。

 

・ペク・マリ相手でなくても、違った新しい若手と組んで

1000ウォンで弁護を続ける続編…とかあってもよくない?

という期待をこめて…

 

星は

★★★★★★★★☆☆