「韓国映画 リアル」で検索すると
「解説」
「失敗作」
「酷評」
「キム・スヒョンの汚点」
「理解不能」
…といったキーワードが出てきます。
あと「カメオが豪華」とも。
でも、カメオは一度見ぐらいじゃ誰もわかりません(笑)。
かといって二度見るほど面白くも……
どうしましょ。
あー、でも。酷評の映画でもファンミ行く前に観ておこうかな?
…という感じに観始めました。
韓国公開が2017年6月28日で、日本は2018年4月14日。
上映時間:138分
韓国題: 리얼
監督: イ・ジョンソプ → イ・サランに交代。
脚本: イ・ジョンソプ
映画監督デビュー作で、この出演者揃える…というのは
そのぉ……七光り的な?
【あらすじ ストーリー】
チャン・テヨンは新しくオープンしたラグジュアリーカジノ“シエスタ”の
オーナーだ。富と知恵を持ち野心家なチャンは医師から「解離性障害」の
疑いがあると告げられる。さらにカジノがいよいよオープンとなった矢先、
ギャンググループのチョ・ウングンから利益の半分を渡すよう脅される。
ギャングとの抗争が避けられない中、チャンの大ファンだという“仮面”を
付けた投資家が現れる。同じチャン・テヨンと名乗るその男は、
カジノに投資してチャンを助けてくれると言う。
仮面の男の顔が明らかになった時、彼はまるでチャンそのものだった。
その頃、カジノではドラッグが蔓延し幻覚により現実と非現実の世界が
混同していく。チャンは次第に仮面の男の存在に疑問を持ち始める―。
第1章が誕生
第2章が対決
最終章はリアル となっています。
【キャスト 出演者】
組織のボス チャン・テヨン: キム・スヒョン
フリーランス ルポ作家 チャン・テヨン: キム・スヒョン
精神科医 チェ・ジンギ: イ・ソンミン(ミセンの上司)
リハビリ治療師(理学療法師)ソン・ユファ: チェ・ジンニ(ソルリ)
黒蛇派のボス チョ・ウォングン : ソン・ドンイル(父といえば)
チョ・ウォングンの手下 ミンモリ: コ・ギュピル(不時着秘書)
ノ・ヨム刑事: イ・ギョンヨン(特別出演)
サ・ドジン弁護士: チョ・ウジン(トッケビでもおなじみ)
薬中毒の国会議員 チェ・ナッキョン: キム・ホンパ
キム教授/ロシアンマフィア麻薬売人(セルゲイ・キム)
: チョン・インギョム(掠れ声の悪役)
チャン・テヨンの手下 ペク・チョング室長: チェ・グォン
眼鏡テヨンのガールフレンド ハン・イェウォン: ハン・ジウン
シエスタ ミス・チン: キム・ソナ
シエスタサービスフェリー: パク・ミナ(9MUSES/友情出演)
シエスタVIPゲスト: (友情出演)
シエスタVIPゲスト :チョン・ハウン(友情出演)
チャン・テヨンの元?: イ・ファン
患者: チョン・ジェソン(刑務所といえば)
ハン社長: チョン・チャヌ
ホルスター: キム・ギュヒョン
個人病室の看護師: パク・ミンジョン
個人病室 医師: ウ・サンウク
タトゥーアーティスト: ペ・スジ(友情出演)
リハビリ患者: ソン・ヒョンジュ(友情出演)
リハビリ治療師: キム・タソム(元sister/友情出演)
キャピタル代表: キム・ソンイル
ブローカー: ユン・ギョンホ
賭博場のマダム: オ・ジヨン
朝鮮族イム・ラヒ: キム・ヘファ
中華「楽天閣」職員: ヒョン・ボンシク
中華「楽天閣」コック長: カン・ナミョン
チャイナ系暴力団: イ・ジョンヒョン
チョ・ウォングンの娘: クク・カヨン
麻薬製造学者: キム・ヒョヌ
麻薬製造学者: パク・チェウォン
理髪美容師: イ・テヒョン
授賞式司会者: イ・ヒョンジュ
授賞式 コンパニオン: IU(友情出演)
リュ・ギルス: リッチ・ティン(友情出演)
警護員: パク・ソジュン(友情出演)
レストラン ウェイトレス: パク・キョンニ(9MUSES/友情出演)
ミシン糸労働者: アン・ソヒ(元Wonder Girls/友情出演)
ニュース番組アナウンサー: キム・ジュハ(友情出演)
以下ネタバレ…です。
【個人的感想】
・一度観た限りではなんだかよくわからない。カメオもだいぶ豪華な
ところを集めているけど画面の濃さ(色合いも内容も)に気を取られて
なかなか気づかない。
・キム・スヒョンのお尻を観ることができます←そこ?
エロスに薬物に玉にあれして……と、かなり大人スヒョン。
・パラダイスグループと中国のアリババグループが支援した作品。
パラダイスグループが、自分たちが作った仁川空港近くに外国人向けの
カジノ施設の宣伝のために、無理にこの映画を作った。との説。
お金の匂いがぷんぷん。
キャストも主演以外も中堅どころとか豪華。豪華。豪華。
・監督が途中で交代し、イ・サランになったと。
キム・スヒョンの異母妹も突然現れてデビューしたりとかしているなか
従兄が登場か。しかもこれがデビュー作ですって。うーん、どうなの。
・女優ソルリさん、25歳で2019年に死亡。
・多重人格ってことが物語の大筋で、それはキム・スヒョンだし
楽しめるといえば楽しめるけど、なら俳優の技量で行くのか
映像のトリックで行くのか…なんだか…はっきりしない。
・血だらけの男が次第にチャン・テヨンそっくりになっていくけど
あの声は誰の声?皮膚の再生ってああやってやるの?みたいな
違うんだよなぁ…もっと物語に惹きつけてくれればいいのになぁ…
派手さと役者の質のバランスがよくない。
でも、このキム・スヒョンの眼差しを楽しむのだけでも
まぁ一度観てはいいかも(観なくてもいいけど)
★★★★☆☆☆☆☆☆