日本題: 悪魔なカノジョは裁判官
韓国原題: 지옥에서 온 판사
英題: The Judge from Hell
2024年 9月21日~11月2日に韓国SBSで放送。
全14話。日本では、Disney+ で観られます。
観終わって、一言目の感想は「これで終わり?」
部屋で物を見失った時ぐらい、探しました続きを。
そしたら出てきました!
2025年5月、第2シーズンの制作の発表があったそうです!
脚本:チョ・イス
演出: パク・ジンピョ
【 あらすじ ストーリー 】
地獄から来た悪魔カン・ビンナは、10人の犯罪者を
地獄に引きずり戻す使命のため
エリート裁判官に憑依し人間界に送り込まれた。
犯罪者への寛大な判決に対し世間から批判されるビンナだが、
実はわざと軽い判決を下し、犯罪者が日常生活に戻ったのち
自分の手で殺し地獄に引きずり込むという考えで彼らを裁いていた。
しかし、ある事件をきっかけに刑事のハン・ダオンに出会い
彼に想いを寄せるようになることで事態は一転する。
ビンナは裁判官の体を借りて無事に任務を完遂できるのか
それともダオンのために全てを投げ出すのか―
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ファンタジー度: 👿👿👿👿👿
ストレス解消度: 👿👿👿👿
残虐度: 👿👿👿👿👿
ビンナは可愛いし、ダオンとのロマンスも悪くないんですが
なにせ暴力がすごい。そして女(悪魔)の力が強い。
女性がやられっぱなしじゃないという意味ではストレスが発散されるけど
とにかく残虐な場面が多いので、幼い子供とは一緒に見ちゃだめな作品。
キャストは大きくネタバレしていますので
未視聴の方はご注意ください!
【 登場人物 キャスト 】(特出=特別出演)
ソウル中央地裁刑事18部の判事 カン・ビンナ: パク・シネ
ノボン警察署の暴力犯罪課強力2班 警部補 ハン・ダオン: キム・ジェヨン
ソウル中央地裁実務官 ク・マンド: キム・イングォン
コンビニバイト イ・アロン: キム・アヨン
≪悪魔👿界≫
殺人地獄裁判官ユースティティア(ビンナの中身): オ・ナラ(特出)
殺人地獄裁判官補佐 ヴァラク(マンドの中身): キム・サンウ(特出)
ウソ地獄の管理者 グレモリー(アロンの中身): チョン・ハダム(特出)
👿ビョンジャンクリーニング/ ムン・ドンジュ(セイレ): ハ・ギョンミン
👿ビョンジャンクリーニング/キム・ジェヒョン(ダンタリオン): イ・ジュンオク
≪ファンチョンヴィラ≫
ヴィラのオーナー/クリスチャン チャン・ミョンソク: キム・ジェファ
102号室/シングルマザー ユ・ジョンイム: パク・ジユン
ジョンイムの息子/中学三年 ユ・ミンジュン: オ・ハンギョル
ミョンソクの息子 チョン・イェチャン: カン・ドゥヒョン
ミョンソクの娘/イェチャンの妹 チョン・ジュウン: キム・スンファ(特出)
学生時代のジュウン(10話): イ・テユン
👼半地下の年老いた入居者 オ・ミジャ: キム・ヨンオク
≪ノボン警察署強力2チーム≫
警視/ヒョンソクの妻/ダオンの母代わり キム・ソヨン: キム・ヘファ
ベテラン刑事 パク・ドンフン: キム・ジフン
3年目の刑事 コ・ウンソプ: パク・ジフン
強力2班長後任 ユ・ホンチョル: チョン・ソクヨン
刑事 チャン・ムンジェ: チェ・デフン(特別出演)
👿裏切り地獄裁判官 パイモン(ムンジェの中身): ユン・テハ
ダヒのかつあげ事件を調べる刑事(7話): キム・サフン
ビンナを止める警察官(1、7話): キム・ジェホ
ビンナを止める警察官(1、5話): ユ・ジェフン
ダオンを取り調べる刑事(11話): ユン・グァンウ
👼警察官/ガブリエルの最初の姿(8~9話): ユン・ヒョシク
ノボン地区刑事/ソヨンの夫 チュ・ヒョンソク: ハン・サンジン
ソヨンの娘/中学生 チュ・ダヒ: イ・ガヨン
👼ダヒの男友達(14話): キム・ヒョンモク?
👼変装して現れる天使 ガブリエル(ミジャの中身): キム・ヒョンモク
ダオンの子供時代: キム・シウ

ダオンの亡くなった母: ファン・ジョンユン
ダオンの亡くなった弟: キム・ハンギョル
≪国会議員チョン・ジェゴル周辺≫
国会議員 チョン・ジェゴル: キム・ホンパ
ジェゴルの婚外子/テオク産業開発CEO チョン・テギュ: イ・ギュハン
ジェゴルの息子/ヤク中 チョン・ソノ: チェ・ドング
ソノの幼少期: ユ・ジワン 유지완

ソノの母: ファン・ヒョンビン
ジェゴルの家政婦: ソ・ウンジュ
ソノの弁護士(9~10話): キム・ギソン
テギュの秘書(12話): チャン・ウィドン
J事件の被害者家族 ハ・ヨンソク(10話): クォン・オジン
J事件遺族を知る不動産大家(10話): キム・ドクジュ
J事件被害者の親族(10話): アン・ヒョンジョン
J事件被害者の親族の夫(10話): ホ・スンヘン
J事件被害者の親族の息子(10話): シン・ヒグク
12人の連続殺人犯J: イ・ギュハン
≪ソウル中央地裁≫
裁判所長/判事 ナ・ヨンジン: イ・ギュフェ
刑事第16部判事 ソ・ファソン: イ・ミド
刑事第18部実務官 チェ・ウォンギョン:ト・ウナ
検察官(1話): イ・ジュンイ
ダオンの涜職暴行事件に関する検察官(1話): ミョン・ジェファン
ヤン被告の裁判の検察官(5話) : チョン・ジェヒョン
陪席裁判官 : チョ・ギョンチャン
陪席裁判官 : イ・ユル
検事(13話): パク・ユミル
≪デートDV(1~2話)≫
デートDV加害者 ムン・ジョンジュン: チャン・ドハ(特別出演)
DV被害者 チャ・ミンジョン: パク・ジョンヨン(特別出演)
ミンジョンの父: チョン・インギ(特別出演)
ミンジョンの母: パク・ミョンシン
ジョンジュンの弁護士(1話): ユ・ヨン
≪保険金詐欺と児童虐待≫
モチーフ: 加平渓谷殺人事件(2019年)/オム ・インスク家族保険金殺人
小学校教師 ペ・ジャヨン: イム・セジュ(特別出演)
ジャヨンの義理の息子 ユ・ジホ: ヤン・ヒサン
ジホの祖母 チャン・スニ: ナム・ノンミ(特別出演)
自動車事故で死亡 ジホの父 ユ・ヒョンス: ジン・ソンミン
ジャヨンの元夫/保険金殺人被害者(4話): イ・ギョンオ
弁護士(3~4話): パク・ヘヨン
≪家庭内暴力殺人 ≫
モチーフ: 京畿道光明市妻と息子 2人殺害事件(2022年)
一家殺人犯 ヤン・スンビン: ヤン・ギョンウォン(特別出演)
スンビンの妻 イ・ウンジュ(5~6話)ソル・ユジン
スンビンの息子 ヤン・ホヨン(5~6話): ソ・ウスン 서우승
スンビンの娘 ヤン・ホジョン(5~6話): イ・ソユン
ウンジュの母: ウォン・ミウォン
ウンジュの妹: イ・ホジン
弁護士: ナム・ジョンウ
≪財閥殴打事件≫
モチーフ: 財閥2世チェ・チョルウォン M&M前代表バット殴打事件
KOフード代表理事長 チェ・ウォンジュン: オ・ウィシク(特別出演)
KOフード労組委員長 ウォン・チャンソン: カン・シンイル(特別出演)
KOフード会長/ウォンジュンの父 チェ会長: イ・スンチョル(特別出演)
労組組合員(7~8話): ペ・ソンイル
チャンソンの妻: キム・ナムジン
チャンソンの娘 ウォン・ユギョン: イ・スンジュ
弁護士(7-8話): キム・ユル
弁護士(7-8話): イ・フィラ
≪悪魔≫
👿地獄の総責任者 バエル : シン・ソンロク(特別出演)
👿キルムと共に地獄から脱出した悪魔 サタン: パク・ホサン(特別出演)
👿ボランティア会長 コ・ユンソン(5~6話): キム・ドンヒョク
👿料理する悪魔(5話) : チョ・スング
👿力持ちな悪魔(5話) : ノ・ヨンジュ
👿地獄の使者: キム・セヒョン 김세현
殺人地獄の裁判を受けている者(1話): チョン・ヒョヌ
ビンナに質問する医療関係者(1話): ムン・ヨンイル
ビンナを診るヨンソン大学病院精神科医師 イ・ジヘ教授: ドン・ヒョヒ
裁判所を見学に来た小学生(1話): チェ・ハユン
引率の先生(1話): イ・ソイ
記者 チョ・アラン: ハン・ソンヒ
報道記者: アン・ジョンホ
牧師: チュ・ソクジェ ←トッケビのパンの人
👼ジホに手紙を届ける郵便配達員(4、9話): チェ・ギョシク
ジホに飲み物を渡すおばあさん(4話): チョン・ヨングム
遺体を発見する通行人(4話): チャン・ヨンヒ
お弁当を配達してもらう高齢者(5話): キム・ボンス
合状況室オペレーター(5話): チン・シウォン
いじめっ子の母親(7話): ヤン・ユンヒ
いじめっ子の母親(7話): チェ・ヨウン
女性アナウンサー(8~9話): ヨム・ジヘ
👼ユギョンを診る医師(8-9話): パク・スジン
ビンナを診る眼科医(9話): キム・ハジン
👼カフェ店員/ガブリエルの仮の姿(9話) : チョ・ジェギョン
防犯カメラをつけていたレストランオーナー(9話): キム・ハンサン
葬儀で声をかける教会員(10話): チャ・ヨンミ
航空会社のスタッフ(12話): キム・ガンヒ
航空会社のスタッフ(12話): ファン・ソンウン
仁川港の船長(12話): イ・スンジュン
看守(13-14話): アン・チャンウン
女性キャスター(13話) : イ・ジュイェ
記者 キム・ホラン(13-14話): ヤン・ハユン
刑法学教授(13話): チャ・ジョンホ
街頭インタビューを受ける大学生(13話): パク・ウビン
街頭インタビューを受けるサラリーマン(13話): ヤン・ヒウ
👼ビンナを看取る医師(13-14話): ソン・アギョン
裁判所職員(14話): ジ・ウンベ
被害者支援センターのカウンセラー(14話): パク・ジウォン
暴行とストーカー事件被告(14話): チェ・ジホン
暴行ストーカー事件被害者の母(14話): チョ・ヨンミ
裁判所を見学する小学生(14話): リュ・ソンファン
裁判所を見学する小学生(14話): イ・ソヌ 이선우
【超個人的感想と記憶メモ(完全ネタバレにつきご注意を)】
・殺された判事の体に悪魔が乗り移って、世の中の悪人を地獄に送る…
というファンタジー設定と、ストーカーや保険金殺人などの事件の重さと
出演者の豪華さと(その方々のアクションとか)
CGのお金のかけ方や、そこに生まれるラブロマンスとか…
絶妙にバランスが悪い(笑)んですが、楽しめます!
でも楽しめるとか言うと、人殺しが楽しいのかとか
私も悪魔な人みたいに思われるかもだし、
どういった感想が正しいのかはわからない。
・SBS式の「뇌 빼고 가볍게 보는 드라마」(脳を抜いてみるドラマ)
つまりは、多分深く考えずに見ればよろしいんでしょうけれど…
各事件にはモチーフとなった現実の事件があったという背景を考えると
そんなに能天気には見られない気も…
・誰かに殺され嘘地獄へ行くべきだった判事カン・ビンナは、
地獄で逃げ惑ううちに殺人地獄にたどり着き、ユースティティアに
誤審を下される。その過ちに対して地獄の総責任者バエルから罰として
人間界に行き「自らの罪を反省しない10人の殺人者を審判し、
命を奪って地獄へ送る」という任務が下される。
人間界で短絡的にダオンを誤って殺害。しかしダオンは罪人ではなく
被害者遺族。その過ちもあり、プラス10人の地獄送りを命ぜられる。
ユースティティアを演じたのは、オ・ナラさん。なので、私はですが
パク・シネさんの演技の奥にずーっとオ・ナラさんの影を感じていました。
・「罪を認めない者には被害者の苦痛を数倍にして味合わせてやる」が
地獄の裁判のルール。これ…人間の悪人を裁く時にも採用すればいいのに…
と思ったり…。刑務所がただの生活保護施設みたいになってるし、
自分の罪は自分でも味合わないと…ねぇ。
・メインの怪しい悪人親子が、全員胡散臭くて誰が一番のヴィランなので
しょうかクイズになってて面白かったです。
左から中身悪魔、人間的に歪んで育ったこの世の悪魔、その二人の
悪魔に逆らえなかったため罪悪感でヤク中になった人間…の順。
お父さんの中身の悪魔も「その俳優で来るか!」な豪華さ。
・「ゲヘナ」は、罪人の永遠の滅びの場所であり、地獄を指す場所として
用いられている、とのこと。これより深い語源は各自お調べください(笑)
・多重人格のふりをする殺人鬼を演じたヤン・ギョンウォンさん。
サイコパスな本性とか上手いし、すごい。…んですが
ヤン・ギョンウォンさんは他のどんな役柄でもちょっと過剰な芝居してる
ので、いつも苦手意識があったんです実は。(古田新太さんも言う
「“お芝居”をする役者さん(が嫌い)」に同意しているので…)
今回は「過剰な演技」をして多重人格ぶる、という役どころなので
すごく合っていると思いました。
・本妻を監禁して殺害し、家に長年保管している悪役一家。
突然、呪文でゾンビとなって襲い掛かってくる…という展開を迎えた後半は、
ちょっと待て待て…ってなりましたね(笑)
・イ・ギュハンといえば「私の名前はキムサムスン」の人。はーい。
・ダオンの子供時代を演じたキム・シウくんは、トリガーにも出演。
・パク・シネちゃん、2022年5月に男の子を出産。このドラマの撮影期間が
2024年 1月~9月とされていて、スタイルはもちろんのこと、アクションで
吊られている時も体幹がしっかりしててカッコイイ。
・殺されてしまう刑事ソヨン役のキム・ヘファさんと
ヴィラの大家さんのキム・ジェファさん、
大家さんの娘役のキム・スンファさんは、本物の姉妹。
それに長女の娘役を演じる三女、という設定も素敵。
寄り添い方がリアルでしたもん(笑)。
・最後のオチが不思議でね…。また10人殺したら人間にしてやろう
みたいな話になってるんだよね。なので、すごい「ここで終わり?」感が
あったんですが、シーズン2があるということなので、今度は人間化を目指す
…んですかね?それでも誰かが地獄に間違えて送られたから
それを救いに行く…とかいう展開になるのか。楽しみです。






