韓国ドラマはアロマです(仮)

韓国ドラマのまとめが増えてきたので、こちらで管理することとしました。辛口気味に好き勝手なことを言っています。ネタバレを多く含みます。未視聴の場合は回避をお願いいたします。

韓国映画「潔白」 

韓国題: 결백

韓国公開日: 2020年6月10日
日本公開日: 2021年2月19日
111分。
監督・脚本: パク・サンヒョン

 

シン・ヘソンさん作品としてどなたかが推薦されてて

拝見することにしました。

【あらすじ ストーリー】

幼少期より父親から虐待をされ続けてきたジョンインは
我慢を強いた母と、知的障害のある弟をおいて家を出ていく。
今ではソウルで一流弁護士として有名になっていた。

ある日、彼女の父親が亡くなり、その葬儀場でマッコリを

飲んだ参列者が集団で亡くなる殺人事件が発生。
マッコリには農薬が入っていた。

ジョンインはその容疑者に自身の母親が挙げられていることを知り、

拘留されている母親のファジャに会うために数十年ぶりに帰省する。

母親は認知症を患い、娘の顔も覚えていなかったが…

 

一応、キャストもネタバレ注意にしておきます。

 

【キャスト 出演者】

弁護士 アン・ジョンイン:  シン・ヘソン
ジョンインの母 チェ・ファジャ:  ペ・ジョンオク

ジョンインの父/採石場所長 アン・テス:  チェ・ホンイル

ジョンインの弟/自閉症 アン・ジョンス:  ホン・ギョン

 

ジョンインの父の妹/叔母: ユン・ガヒョン

叔母の元夫 農業用品店:  コ・チャンソク

母の最初の弁護人 ナ・イルジョン弁護士:  チャ・スンベ

巡査/ジョンインの小学校同窓生 ヤン・ワンヨン:  テ・ハンホ

 

ジョンインの知り合いの刑事 キム班長: ハン・チョル


弔問客 大川市長 チュ・イネ:  ホ・ジュノ

チュ市長の妻 イ・スンジャ: ペ・ヘソン(特別出演)

弔問客/町長 ファン・バンヨン:  パク・チョルミン

弔問客 チ・ヨンドク→死亡: シン・チョルジン 
弔問客 パン・スンヒョク→死亡: キム・ジョンパル
弔問客/製粉所/チェ警長の父チェ・ボンス: ハ・ソングァン

死んだチ・ヨンドクの妻: キム・ミジュン

 

洪城支庁 シン・チョルミン部長検事: チョン・インギョム

 

製粉所の息子 チェ・ソック刑事: ハン・イジン

スンヒョクの息子/テバン施工社長/チェ刑事と同級生

                       パン・ジョンファン: キム・ジュンヒ

パク検察官: チュ・ソクチェ

 

ローファーム代表ソン・ソンギュ: パク・ソングン(特別出演)
ローファーム副代表:  キム・スヒョン

高等裁判所判事: パク・チニョン(特別出演)

部長判事: キム・ヒョナ
洪城支庁 パク検察官: チュ・ソクチェ

 

母親担当の神経精神科医師: ソン・ヨルソク

家宅侵入男/テバン施工社員: キム・ドユン


携帯電話修理センター 職員: キム・ジヌク
大川市会議員 ユ・ヨンデ: キム・サンウ

金鉱詐欺 地質学者/チュ市長の妻の親戚: カク・チャヒョン

暴力を振るう男: キム・ドヒョク


ジョンインの子供時代: ファン・ドユン

ジョンインの中学生時代: イ・ジウ
ジョンスの子供時代: チョ・ミンジュン
ジョンスの小学生時代: パク・シユン

ファジャの元夫/採石場社長子息イム・チュヌ: キム・ソックン(特別出演)

 

冒頭の裁判 妻殺し容疑の被告 パク院長: キム・ヨンジェ(友情出演)

パク院長の母: イム・マリア

【超個人的感想・記憶メモ】
・シン・ヘソンさん、本当に不思議な女優さんです。

細いのに、芯がとても強い印象。体を張ったコメディーから、

切ない物語までこなす好きな女優さんの一人です。

 

・冒頭の田舎の葬式場面、1CAMで入りとしてはとても惹きつけられる。

暗くジメッとした葬式ではなく地元の人の飲みの場の口実のような葬式。

喪主は気がふれたように歌い、障害を持つ長男はナビという名の猫を

追いかけ場を荒らす。

次々と集まるおじさんたちは、みんな「なんか裏がありそうな顔をした」

役者さんばかり。

ひとつの村に、ホ・ジュノとチョン・インギョム住んでたら

絶対事件起こるでしょ?(笑)っていう顔並び。


・家族の弁護ってアリなんですかね。


・私毎度言うてるんですけど(どこで)殺すにも筋の通った

ちゃんとした理由があれば、そこそこ認める…というか

「はいはい、しゃーないな…」って思うんですが、

土地の利権とか政権進出とか要は「金」だけの目的の殺人犯って

許せないという思いが。

殺人犯は全員許しちゃダメなんですけども。

 

・男がよってたかって、か細い女性を暴行する場面は

ほんとフィクションだとしてもキツい。

あいつらをまず警察に突き出すべき。


・汚いパク検察官を演じるのは、チュ・ソクチェさん。

多分この方↓だと思うんですけど、たまーに再会する程度で

細かな情報が出てこないんです。トッケビの最終回に出てくる方です。


エラの張りが、ある意味目印になってて気づくんです。


自閉症と説明があった弟くんを演じたのは、ホン・ギョンくん。

彼はこれで「百想芸術大賞」映画部門の新人演技賞を受賞しています。

でも、自閉症って説明の一方で、突然お姉ちゃんに

「僕が頭がバカなのは、お姉ちゃんのせい?」と聞くんですよ。

なかなか強烈なパンチです。

子どもの頃、家事まで負担させられていたお姉ちゃんは

背負っていた弟を頭から落としてしまうんですね…。

いや……切ない。そうじゃないとしても切ないけど。

 

↓弟は左から2番目。


・お姉ちゃんの同級生↑一番左、偶然再会した警察官を演じた

テ・ハンホさん。最初のうちは彼も裏切るんじゃないかと

ドキドキ(笑)。でもなんでしょうね…体格が安心しますね。


・一番の私的注目点は、母ファジャを演じたペ・ジョンオクさん。

縁側で歌っている時、本当に誰かわからなかった。

認知症からくる失禁場面もあったりして、

迫力あります。

で!

で!

この母と娘…といえば、

「哲仁王后」!

 

潔白からの哲仁…かな?

シン・ヘソンさんに興味を持たれたなら

「死の賛美」と「30だけど17です」

も是非見てほしい!