日本題: 今日もあなたに太陽を ~精神科ナースのダイアリー
韓国題: 정신병동에도 아침이 와요(精神病棟にも朝が来ます)
脚本: イ・ナムギュ
演出: イ・ジェギュ
原作: web漫画「精神病棟にも朝が来ます」イラハ
(イラハさんは実際に精神病棟の元看護師)
2023年11月3日~Netflixで配信、12話。
【あらすじ ストーリー】
ミョンシン大学病院で3年目の看護師チョン・ダウンは
優しすぎることが原因で内科から精神科に異動となった。
新しい環境で看護師仲間や精神疾患に苦しむ患者らとの出会いを通して
不器用ながらも成長していくダウンだったが…
【各話タイトル】
1. 夜が明ける前が一番暗い
2. 仕事に行くのが嫌なとき
3. 心の癒し
4. 希望の光をさがして
5. 心の黄色信号
6. 魔術師の一日
7. 残された人びと
8. 悲しみの有効期限
9. 私はうつ病のナースです
10. 旅で一番つらい場所
11. そして旅は続く
12. 今日もあなたに太陽を
大学病院の精神科の物語です。ホワホワした優しさもありつつ
自傷行為の場面や悲しみも含まれているので
心が元気な時に観たほうが良いかと思います。
以下、キャストに続きますが、
念のためネタバレ防止に画像貼っておきます。
これ以下は、ネタバレがある可能性があります。
【 出演者 キャスト 】
看護師 チョン・ダウン: パク・ボヨン
ダウンの少女時代: アン・テリン
ダウンの親友/ゴユンの後輩 ソン・ユチャン: チャン・ドンユン
5歳のユチャン: キム・ソウォン 김서원
8歳のユチャン: ハン・ジアン
小学生のユチャン: キム・ソジュン
中学生のユチャン: ナム・ドユン
キム・ソジュンくんの出番がわからない…
《ミョンシン大学病院》
肛門外科医師/強迫性障害 トン・ゴユン: ヨン・ウジン
看護師長 ソン・ヒョシン: イ・ジョンウン
精神健康医学科教授 イム・ヒョクス: キム・ジョンテ
精神健康医学科医/ゴユンの友/ダウンの元家庭教師
ファン・ヨファン: チャン・ユル
精神健康医学科看護師 パク・スヨン: イ・サンヒ
精神健康医学科看護師/ダウンの大学同期 ホン・ジョンラン: パク・ジヨン
精神健康医学科看護師 ミン・ドゥルレ: イ・イダム
精神病棟保護士 ユン・マンチョン:チョン・ベス
精神健康医学科医(新人) コン・チョル:イム・ジェヒョク
精神健康医学科医 チャ・ミンソ:コン・ソンハ
夜勤看護師: コ・ウニョン
夜勤看護師: シン・ヒグク
実習生 チ・スンジェ: ユ・インス
実習生 イ・ヘウォン: パク・ジョンヨン
実習生 ヨンソン: ユ・ジス
内科医師: ソン・スンフン
内科看護師長 ス看護師: パク・ソニョン
内科看護師: キム・セヒ
警備員: ソ・ジンウォン
病棟薬局薬剤師: ク・ドギュン
広報チーム長 キム・オクテ: キム・ビョンチョル
院長: キム・スンテ
《ミョンシン大学病院-患者とその周辺-》
ゲームの世界の住人/妄想障害/公務員試験受験者 キム・ソワン: ノ・ジェウォン
キム・ソワンの母: オ・ミンエ
キム・ソワンの父: イ・ギュフェ
古本屋店主: イ・ドンチャン
双極性障害 オ・リナ: チョン・ウンソン
リナの毒母: チャ・ミギョン
リナの夫 チョン・ジンソプ判事: ソ・ドンガブ
リナが買い物する食料品店店員: チョ・スンヨン
パワハラで社会不安障害 キム・ソンシク: チョ・ダルファン
ソンシクの兄: イ・ソファン
ソンシクのパワハラ上司: イ・ジュウォン
ペットショップ店員: ファン・ジョンユン
詐欺被害者/妄想 チョン・ハラム: クォン・ハンソル
ハラムのバイト先レストランのオーナー: ク・ミンヒョク
家庭教師コーディネーター クォン・ジュヨン: キム・ヨジン
ジュヨンの娘 シン・ハユン: イ・スンジュ
ジュヨンの夫: ソン・ドンス
ハユンのケンカ相手ジミンの母: キム・チェウォン
自殺遺族/自傷行為で救急搬送 チェ・ジュンギ: キム・デグン
自殺したジュンギの妻 ギョンソ: イ・ヒョンソ
ジュンギの姉: ナ・ミヒ
自死遺族のセラピーグループ参加者: オム・テオク
自死遺族のセラピーグループ参加者: ハ・シヨン
高校生/自傷/境界線知能障害 パク・ビョンヒ: キム・ジュア
ビョンヒの母: パク・ミヒョン
ビョンヒのクラスの学級委員長: イ・ドンヒョン
ビョンヒの同級生: ハ・イアン
障害のあるコンビニレジ係: ユ・ジヨン
境界性人格障害/金髪 ハン・ジェヒ: ユ・ウナ
《その他周辺》
ダウンの母: ファン・ヨンヒ
ダウンの子供のころの友人: イ・イェジュ
ユチャンの母: イ・ジョンウン
ユチャンの父/チキン屋: チャン・チュング
ユチャンの高校時代の友人/ダウンのことが好き: ユン・ヨウォン
ユチャンの前の会社の部長: ファ・ソン
看護師パク・スヨンの母: チョン・グクヒャン
看護師パク・スヨンの息子ジヌ: ムン・ヨハン
看護師パク・スヨンの娘ウヌ: シム・ジユ
ウヌの同級生ソジュンの母: チュ・ウンギョン
看護師長の統合失調症の妹 ソン・エシン: コ・ソヒ
看護師ミン・ドゥルレの母: ウ・ミファ
看護師ミン・ドゥルレの叔父: チョン・ジョンヨル
看護師ミン・ドゥルレの友人/クルーズ船乗務員 ナ・ラ: パク・ハンソル
ミン・ドゥルレの友達: ク・ヒョンギョン
ミン・ドゥルレの友達: キム・ヒス
ハヤン病院精神科医 ホ・ジアン先生: コン・ミンジョン
イ看護師: チュ・イニョン
精神科医: ホン・ルヒョン
躁病 ユン・ジソン: パク・ジョンユン
看護師長と同じアパートの住人: パク・ジウォン
看護師長と同じアパートの住人: ソン・ジュヨン
看護師長と同じアパートの住人: ソン・ギョンア
看護師長と同じアパートの住人: パク・スンア
キム・ジェファンの叔母: イ・ジュミ
ゴユンを担当した美容師: ホン・イェジ
【超個人的感想と記憶メモ(役に立ちません)】
・精神病棟を描いた物語。病気への誤解なきよう細かに
精査されたのかなぁ、と。肉体の病気より、精神の病気のほうが
より多くの誰しもがなりうると思うし、でもなんとなく医師には
かかりづらい…というか認めたくないというか…
自分も睡眠障害で通院歴ありなので、とてもとても興味を持って観ました。
・優しく物語が作られていたせいか、途中眠気に襲われて寝落ち離脱も。
でも、それぐらい優しい話がちょうどいいのかもしれない。
・病院内シーンは日光も入る明るい色味で
看護師さんたちの仕事柄の時間帯もあるんでしょうが
主な登場人物のシーンは比較的明け方とか、夜中とか暗い場面が
多かったような印象。「朝」「太陽」は健康にはとても大事。
にしても、なぜかどうにもこうにもタイトルが頭に残らないんです(笑)。
原題直訳のほうがよかった。
・原作者は精神科の元看護士、ワーキングママ看護師役の
イ・サンヒさんも看護師経験ありだそうです。
そう思って観ると、手際が良いように見えます(笑)。
どこの病院にも一人はいそうな雰囲気もすごい。
イ・サンヒさん、私は「半分の半分」のイメージが強いです。
・大変な経験を背負うことになるダウンですが
確かに「優しすぎる」んでしょうね。うーん。
ちょっとポワポワしすぎてて危うい。
だから私はユチャンとの強気で遊んでいる姿が好きだったので
ああいう三角関係というか、あの恋愛要素は要らんかった…です。
・世間の感想も見てみると、こういうドラマにそんなにラブラインは
要らない、というご意見が結構ありました。
三角関係はちょっとクドイ(個人意見です)
肛門外科医師を選んだ理由は?
かなりの変人だし、ユチャンを超えるほどの魅力があった?年収?
車とバイクの違い?社会的地位の違い?告白があるかないか?
↑ユチャン推しですいません。
・ヨン・ウジンさんの演じる役ゴユンが、しっくりこなさ過ぎて…。
一歩間違うと暗いドラマになるので、ゴユンの変人さというか、
指問題の下の話というか、性格的な面のポジティブ要素は必要だとは
思ったんですが、やりすぎてるのかバランスが悪い気が。
一か月先の告白の答えを聞きたくて拗ねてる様子と年齢的な見た目とか
うーん…。
初めましてかと思いきや「星から来たあなた」に出演されていました!
・ペン先、名札ストラップ、ひものある靴、ドアノブ、
天井埋め込みでないシャワー、ハサミ持ち歩きNG。
ドアの蝶番はピアノ蝶番…。
突発的な希死念慮予防はちょっと勉強になります。
・どんな職場にも、ユン先生の管理する隠し部屋みたいなのが
あればいいのになって真剣に思う。ってかユン先生みたいな
優しくて懐広くて「すべての道が通ずる」ような人が
どの職場にもいたらいいのに。
・ファン先生が看護師ドゥルレに告白するが、断られる。
医師一家のお坊ちゃまファン先生と、母親の借金を背負って
交通費もケチる生活のドゥルレ。
ドゥルレが「お湯の出ない家に住めますか」と聞くと
「そんな家、最近はないでしょ」とか言っちゃうファン先生。
ドゥルレに対して優しい愛情を注ぐ良いタイプのお坊ちゃまだけど
私の中では「マイネーム」の恐人が克服できてない笑。
・ユチャンが職場のトイレでパニック障害を起こして
水に溺れるように感じているシーン、撮影大変そう💦
水槽にトイレセット埋めたのかな…
・家庭教師コーディネーターの真面目なお母さんクォン・ジュヨン
(キム・ヨジン)が、ある日いっぱいいっぱいになって壊れてしまう話が
私のお気に入りでした。
身の上話を看護師スヨンに話しているうちに
自分の若い頃に話しかけて励ます姿に涙
「そんなに頑張らないで。つらくなるよ」
「自分の幸せを諦めて暮らすようになる。考えてみて。
自分が不幸なのに人を幸せに出来る?」
若い頃の自分もキムヨジンさんが演じてらして無理のない(笑)役作りで
とてもいい場面でした。
看護師として母として話に付き合うスヨンがサッと自分の涙をぬぐう
場面も含めて大好き。
でも、心の中でヴィンチェンツォのコレがちょっとだけよぎる…(笑)
・自分の自叙伝を書いてみる。過去の出来事の流れより感情に重点を置く。
そのなかで否定的な感情の部分に線を引く。
感情に無関心になっている心を書くことで認知する。
感情の筋肉を鍛える。…本当に記憶メモです(笑)
・生まれたばかりの子を突然死で亡くして、その悲しみに
耐えられなかった妻が自殺した男性が自傷行為で病院にきて、
医師が亡くなった妻の代わりになって
男性が妻に話したかったことを打ち明けるシーンは泣けました…
・意思が強い看護師ミン・ドゥルレを演じたイ・イダムさん。
娘を苦しめることしかできないロクでもない毒親を
「捨てる」決意をする…カッコよかった。配達人でもカッコイイ役所でした。
・就職が上手くいかず、さらに詐欺で全財産を奪われ
心を病んでしまった患者チョン・ハラム。ラーメンが勿体ないからと
サリ麺を半分にして、キムチで味付けして食べてて…😢
ダウンに盗まれたと妄想を抱くこの役を演じたのはクォン・ハンソルさん。
ムービングで美味しくない珈琲を入れてしまう秘書として出演しています。
・ユ・インスくん、出番少ないながらに意味ある役どころで登場。
・師長の妹の一般生活における差別や、ダウンが回復してからの
病院で起きたトラブルなど、精神疾患に関する偏見といったことにも
考えさせられます。
・このドラマの大事なキーパーソン、患者のソワンさん。
最初から分かりやすく飛ばしてる目立つ患者ではありましたが、
ダウンを「仲裁者様」と呼び、気にかけてくれたりする場面が好きで。
患者であり妄想の世界で生きていますが、思いやりの心や優しさは人格そのまま。
好きなキャラでした。
いなくなったのが寂しかった。
このソワンさんの頭の中が描かれた回が一回だけあったんですけど、
それが凄かった。
え(笑)。
一話のほんの数分のシーンなんですけどね。
お金かけすぎじゃ(笑)。
ソワンさん、普通にかっこいいし
教授もダウンも…ここまでやるか!
にしてもボヨンちゃん、可愛すぎやしません?
SF作品に出るべきです✨
このゲーム世界だけで一話分ぐらい観たかった(笑)
一気見すると心の闇に負けそうな気がしたので
ちょびちょび一日一話程度で見進めました。
ラブライン以外は 面白かったです。