韓国ドラマはアロマです(仮)

韓国ドラマのまとめが増えてきたので、こちらで管理することとしました。辛口気味に好き勝手なことを言っています。ネタバレを多く含みます。未視聴の場合は回避をお願いいたします。

韓国ドラマ「キマイラ」 ※追記

 ※先輩DVD貸付シリーズ。

 

韓国題: 키마이라

日本題: キマイラ

全16話。OCNで2021年10月30日~12月19日放送。

脚本: イ・ジン

演出: キム・ドフン

 

【あらすじ ストーリー】

ギリシャ神話に登場するキマイラは、ライオンの頭、

山羊の胴体、蛇の尾を持ち、口から火を吐く怪物。

35年前、世の中を震撼させた連続爆発殺人事件。

現場にキマイラに関する遺留物があったため“キマイラ事件“とされている。

ある日、キマイラ事件を彷彿させる爆発事件が起こった。
強力係刑事のジェファン、プロファイラーのユジン、外科医のジュンヨプ。

3人はそれぞれが違う目的を持って、35年ぶりに再び始まった

連続爆発殺人事件、いわゆる“キマイラ”の真実を追う。

そして、35年前と現在、2つの事件が複雑に絡み合っていく。

 

【サブタイトル】

1. 神話の中の怪物、キマイラ

2. エリート医師の正体

3. 35年前の事件と酷似?

4. “誰”ではなく“なぜ”

5. 僕を逃がさないで

6. ねつ造された遺書

7. 名前を失った子供

8. 新たな事件と模倣犯

9. “キマイラ”を名乗る男

10. 唯一の生存者

11. 動き始めたソリュン

12. “死を想え”

13. もう止められない

14. ケルベロスとキマイラ

15. 最後の標的

16. 罪と愛 そして真実

 

正直、どうにも観る気が起きない作品だったのですが(笑)

ジュンヨプを演じるイ・ヒジュンさんが気になりだして、

…最後まで気になりました。マジで軍人?って(笑)。

キャスト、大いにネタバレしまくっています!

未視聴の方は、ここから以降、回避してください!

↓↓↓ネタバレ↓↓↓ 

 

【出演者 キャスト】

※ネタバレしています。ご注意ください。

中山警察署強力班刑事 チャ・ジェファン: パク・ヘス

ソリュン病院外科医/特殊部隊出身 イ・ジュンヨプ

        (ジェローム・JY・エドワード): イ・ヒジュン
ジュンヨプの少年時代: イ・ジュウォン



プロファイラー/FBI捜査官 ユジン・ハサウェイ: キム・スヒョン    

UBS調査報道局記者 キム・ヒョギョン: チャ・ジュヨン

 

【ジェファン周辺】

ジェファンの母/キンパ食堂経営/認知症・記憶喪失

                  チャ・ウンス: ナム・ギエ
チャ・ウンス(リュ・ソンヒ)の若い時代: ハン・ジワン 

    
【中山警察署】
中山警察署強力班長/キマイラ事件の元担当刑事

         ハン・ジュソク(水で火災死亡): カン・シニル
ハン・ジュソクの若い時代: イ・ヒョンギュン



中山警察署署長 ペ・スングァン(車両爆発死亡): ウ・ヒョン
ペ・スングァンの若い時代: ヤン・ジュホ



特別捜査本部チーム長 コ・グァンス: ホ・ジュンソク    
特別捜査チーム員/ジェファンと仲良い後輩 イ・ゴニョン: クォン・ヒョクヒョン    
特別捜査チーム員 チャン・ハナ: ユン・ジウォン    
強力班刑事 チョ・ハンチョル: キム・ジフン    
強力班刑事/狙撃犯 イム・ピルソン: チョン・ヨンギ
科学捜査隊員 ユン・ソンホ: ホ・ヒョンギュ    
幹部: パク・ヨン    
幹部: ホ・ソンヘン    
幹部: ペ・ギボム    

国立科学捜査研究院 ヤン博士: リュ・テホ  

検察捜査官 イ・ソンフン: キム・ビョンチョル  

 

【ジョンヨプ周辺】

35年前のキマイラ事件の犠牲者: カン・ジョング

ジョンヨプ・ヒョギョンの母 チョン・ヨンシン: ソク・ボベ


キマイラ事件の元担当刑事/暴力団

                     ハム・ヨンボク(本引火で死亡): イ・スンフン 

ハム・ヨンボクの若い頃: クォン・ヒョクボム


ハム・ヨンボクの内縁の妻: イ・ジャノク        

国会議員/元検事 イ・ミンギ: キム・グィソン

イ・ミンギの若い頃: チャン・テミン


イ・ミンギの妹/ソリュン病院理事長

                         イ・ファジョン(58歳): キム・ホジョン
イ・ファジョンの夫/ソリュングループ会長/ イ・サンウ殺害真犯人

                             ソ・ヒョンテ(死亡): イ・ギヨン
ソ・ヒョンテの若い時代 : イ・シフン

ソ・ヒョンテの部下 ムン・チーム長: キム・ギョンミン

ソリュングループ社員: ミン・デシク    
ソリュングループ社員: キム・サンイル    
ソリュン企画調整室長/キム・ヨンジュンの先輩

                                     ハン・ジョンウン: チャン・ジュノ  

 

ヒョギョンの父/弁護士 キム・ヒョングク: チェ・ホンイル
キム・ヒョングクの若い時代: イ・ヘウン

  
ヒョギョンの友人/インターネット放送BJ ユニ: ソン・ユヒョン 

UBS調査報道局チーム長 キム・ヨンジュン: キム・ジョンハク

UBS調査報道局スタッフ ユンソク: キム・ジュイル
UBS調査報道局カメラマン: ソン・チフン

35年前のキマイラ事件の元平和日報取材記者

         ソン・ワンギ(車両爆発で死亡): ヨム・ドンホン
ソン・ワンギの若い頃: キム・ドヒョン

ソン・ワンギが出入りしていた賭博場の社長 ファン・マダム: ソ・ヨンファ


キマイラ事件の模倣犯/色弱者 カン・サング: イ・ギュボク
カン・サングの母: キム・ヒョジン    
カン・サングが爆発で殺した現場監督: パク・ビョンウク

韓明大学教授: チョ・スンヨン
韓明大学職員: イ・ウンソク    
韓明大学職員: ミニョン    
 
ジェファンの担当医: カン・チョルソン    
ハン・ジュソクの大家: オク・ジュリ    
ホン・ヨンシク(1.2話): イム・チョルス



 
【超個人的感想・記憶メモ(ネタバレ多く含む)
・全然期待もしていなかったんですが、イ・ヒジュンさんの謎めき加減

が気になり、「特殊部隊出身」という役柄がハマるというか…調べたところ

なんと兵役免除!の人。

兵役に入る直前、交通事故で大けがをしたためだそう。にしても、

軍人が似合うわー(笑)


・パク・ヘスが顔の印象も強いし、体もデカい感じがあるし

ベテランっぽい雰囲気を漂わせているので、最初の頃の

正義感溢れる生真面目な感じの若さとのギャップを感じてました。

なので、調べました(笑)。
メイン出演者の撮影年あたり(2019年)の年齢。
チャ・ジェファン(35歳): パク・ヘス→撮影当時38歳
イ・ジュンヨプ(42歳): イ・ヒジュン→撮影当時40歳
ユジン・ハサウェイ(34歳): キム・スヒョン→撮影当時34歳
キム・ヒョギョン(35歳): チャ・ジュヨン→撮影当時29歳

意外に、…実年齢に近い。

ちなみにチャ・ジュヨンさんは、2023年「ザ・グローリー」でブレイク。

 

・殺し方がいずれも化学的で、殺される方法としては

最も嫌な方法の一つ、焼死。

 

・35年前のイ・サンウの冤罪から取り調べ中に仮死→その後、絞殺され

死亡→残された妊娠中の妻が自殺→長男は養子に出され行方不明に、

お腹の子が死亡か。の一つの事件ライン。

もう一つは、開発したTH-5に人体に致命的な副作用があることが

分かりながら、開発チームのソ・ヒョンテと研究チームがこれを

隠して特許を強行しようとするのを同じ研究員であった

リュ・ソンヒが内部告発を。その彼女を脅迫して彼女の家で争うことに。

その際、最初の子供を火災で失ったリュ・ソンヒは復讐の化身となる。

・最終回、息子ジェファンと腕を組みながら、記憶が曖昧になっている

母(元はリュ・ソンヒ)は、息子をソ・ヒョンテと思い込んで

「お腹の子は、男の子らしいの」と嬉しそうに報告する。

それが、ジェファンのことなのか。

それとも、火災で亡くなった子供のことなのか。

ジェファンに興味を示したソ・ヒョンテの様子をみると、

多分ジェファンなんだろうけど、あれやこれやと火災で

息子を亡くしたり酷いことされたソ・ヒョンテと関係性を

築き続けられるものかなぁ…あ、でも記憶障害で

自分のことを覚えていないからアリなのか。

 

・ジェファンの父代わりでもあったハン班長を演じるカン・シニルさんと

警察署長を演じるウ・ヒョンさん。本当に本当に多くの作品に出演されて

いるお二方ですが表情がクドい系というか。強めというか。

大仰しすぎてコミカル…というか、大映ドラマっぽい?

(喩えが昭和) 陣内孝則さんが出てきた時や、

ユースケ・サンタマリアさんが出てきた時の気持ち?

シリアスな物語も、安く…ちょっと軽くさせる、そんな感じ。
ちなみに、ウ・ヒョンさんは私の大好きなドラマ

「恋のスケッチ~応答せよ1988~」ではヘリちゃんの弟の

成長後り姿として出演。あれは無かったな(笑)。

・初代のキマイラは、ジェファンの母。現代のキマイラは死んだ母から

生み出されたことで、社会から冷たい目で見続けられたキム・ヒョギョン。

そして、キム・ヒョギョンが自ら命を絶ったあと、裁判で裁けなかった

ソ・ヒョンテを殺害したのは、ヒョギョンの育ての父だった弁護士の

キム・ヒョングク。

イ・サンウの弁護士として役に立てず、

イ・サンウの妻でありヒョギョンの母でもある人に多分恋心を抱いて

いたこともあり、娘を引き取った。

娘の生まれ持った苦しみをずっとそばで見続けてきたからこそ、

悪に手を染める育ての父。

 

・35年前と現代で、同じ人を違う俳優さんが演じていたりして

なっかなかに人間関係が複雑。「相関図じゅせよ…」でした。

 

・35年前の頃、中曽根総理時代?

日韓両国首脳間の直通電話が報じられる場面が。

ドラマでは「韓日」とテロップ。

 

・約14億円の製作費が投じられた作品。

「刑務所のルールブック」出演後のパク・ヘスと

アベンジャーズ」や「ファンタスティック・ビースト」などに

出演経歴があるキム・スヒョン(女優)等豪華キャストが揃った今作品。

撮影中だった2019年6月、制作陣の会食の席で演出助手が、

スクリプター係にセクハラする事件が起こる。この問題を解決する際

プロデューサーが被害者に対し「拒否しなかった君のせい」などと言い

問題が拡大(犯罪した側じゃなく誘惑したから、という日本の痴漢

擁護と一緒やね…)制作会社が公式謝罪文を発表し、演出助手と

プロデューサーを降板させるが、問題は収まらず撮影中断などとなった。

2019年にはすべての撮影を終えるが、放送は2021年末となった。

ちなみに、初期の仮タイトルは「Chemistry」だったそう。


・犯罪現場に残しているキマイラ模様のライターは子供を失った

リュ・ソンヒの怒り・復讐の象徴。左肩にキマイラタトゥーを

刻んでいるソ・ヒョンテに向けたメッセージという。

しかし、ソ・ヒョンテを殺す前に、イ・サンウが死んでしまい

罪悪感を感じたリュ・ソンヒは川に投身自殺を試みた。

彼女が犯人だと気づいたハン班長は彼女を救い、記憶を亡くした彼女に

新しい名前を用意する。

・ジュンヨプが、検察の人間に拉致され消されかけた

所でいろいろな手を使って逃げ切るのだが、

泥を顔に塗り込むあたりとか、もう本格的で(笑)。

あと、水で簡単に爆弾作るし。

そういう意味で面白かった。

最後はブロマンスも膨らんだし。

 

・最初はプロファイラーが妹かと思った。

 

模倣犯は必要だった?

 

結構、残虐な人の死に方させているので注意が必要ですが

外国の科学捜査系がお好きな方はお気に召すかも、です。